東京アカデミー池袋校
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こんにちは、東京アカデミー池袋校の教採担当です。
今回は、平成27年12月21日に出された答申、「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について」をご説明いたします。
■「チームとしての学校」が求められる理由
日本の教員は学習指導だけでなく、学級運営や部活動など多くの仕事を抱えています。
他方、現代のような変化の激しい社会では、教育水準を向上させる必要がありますし、子供や家庭、地域社会も変化し、学校や教員だけでは解決できない課題も増えています。
このような状況に対応するためには、組織として教育活動に取り組む体制を創り上げたり、様々な専門家と連携したりすることが求められます。
そこで、「チームとしての学校」の体制を整備することで、教職員一人一人が自らの専門性を発揮したり、専門的な知識や経験のある「専門スタッフ」が課題の解決に当たったりするなど、子供たちの教育活動を充実していくことが期待されています。
■答申に挙げられた「専門スタッフ」
答申では、教員以外の専門スタッフとして、11の職種が挙げられています。
以下、空欄補充問題にしますので、その名称を当ててみてください。
◆心理や福祉に関する専門スタッフ
( ① ) | 心理の専門家として児童生徒等へのカウンセリングや困難・ストレスへの対処方法に資する教育プログラムの実施などを行う人 |
( ② ) | 福祉の専門家として問題を抱える児童生徒等が置かれた環境への働きかけや関係機関等とのネットワークの構築などを行う人 |
◆授業等において教員を支援する専門スタッフ
( ③ ) | 学校における教員のICT活用(例えば、授業、校務、教員研修等の場面)をサポートすることにより、ICTを活用した授業等を教員がスムーズに行えるように支援する人 |
学校司書 | 学校図書館の日常の運営・管理,教育活動の支援等を行っている職員 |
((③)・学校司書以外)
・英語指導を行う外部人材と外国語指導助手(ALT)等
・補習など、学校における教育活動を充実させるためのサポートスタッフ
◆部活動に関する専門スタッフ
( ④ ) | 部活動の指導、顧問、単独での引率等を行うことを職務とする職員 |
◆特別支援教育に関する専門スタッフ
( ⑤ ) | 障害のある児童生徒等の日常生活上の介助、発達障害の児童生徒等に対する学習支援など、日常の授業等において、教員を支援する役割を担っている人 |
( ⑥ ) | 特別支援学校高等部・高等学校において、ハローワーク等と連携して、障害のある生徒の就労先・就業体験先の開拓、就業体験時の巡回指導、卒業後のフォロー等を行う人 |
((⑤)(⑥)以外)
・医療的ケアを行う看護師等
・言語聴覚士(ST),作業療法士(OT),理学療法士(PT)等の外部専門家
以上となります。
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【解答】
(①)スクールカウンセラー、(②)スクールソーシャルワーカー、(③)ICT支援員、(④)部活動指導員、
(⑤)特別支援教育支援員、(⑥)就職支援コーディネーター
⇒答申をご覧になりたい方はコチラ
■余談
先日、東京都の教員採用試験の合格発表がありました。
池袋校の元受講生から合格報告があり、お土産をいただきました。
あ、決して他の皆様もそうしてくださいという催促ではありませんよ(笑)!
合格報告はもちろん、お土産も嬉しい限りですが、お気遣いは不要です。
私どもが、合格者の皆様にお祝いの品を差し上げないと。。。(GODIVAの配付をお楽しみに)
(合格報告とお土産、本当に嬉しかったです!)