東京アカデミー松山校
教員採用試験対策講座
東京都小学校・愛媛県小学校に最終合格された受講生からのメッセージをご紹介します。
東京アカデミーの授業をどのように活用していたか、
教養試験、専門試験、面接に向けてどのように勉強されたか、
詳細に書いてくださいました。
掛水さんの勉強法を参考に、教員採用試験合格を目指して頑張りましょう!
受講講座:
オンラインLIVE講座(教職教養・小学校専門科目)、愛媛県1日完結短期講習、
愛媛県集団面接対策、通信講座(小論文)個別面接マンツーマン指導
東京アカデミーのことは、大学の頃から公務員を受験する友達などがいたため知っていました。私は大学を卒業し地元に戻ってきてから採用試験に臨んでいました。そんな中自分一人ではなく、オンラインを通して全国の人と共に学ぶことができ、学びのモチベーションが上がると思い、入会を決意しました。また、地元でもよく知っている場所に東京アカデミーがあったため、対面講座を受けたり、面接対策を気兼ねなくできるということも、入会の理由になります。
ZOOMを使っての全国オンラインの講義では、一緒に学びを進めている味方がたくさんいることを感じながらモチベーションを保つことができました。また、講座の中では、講師の方が受講者の質問に答えて下さる時間が設けられており、気兼ねなく分からないことを聞けるところが良かったです。自分だけではなく他の人の質問も共有できるため、自分になかった気付きや知識を付加していくことができ有意義でした。講師の方がその講座のためだけに洗練された教材を用いており、理解が進んだことも学びの深まりに繋がりました。
松山校での面接対策講座も受講しました。集団面接対策では全く経歴の異なる仲間と練習することで、考え方や物事の捉え方、話し方など非常に勉強になる時間でした。講師の方が他の受講生にアドバイスしている内容から、自分自身を振り返り反省したり気づきを得たりすることができました。個人面接練習ではとにかく質問に答えるという練習を繰り返すことで、面接への恐怖心や不安が次第になくなり、自信をもって考えを述べるようになることができました。学校経験のある講師の方が対応してくださったことで、実務経験のない私にとってイメージしにくかった、実際の子供たちや現場ことを具体的に考え、意見を作成することができたと思います。
小論文の通信講座も受講させていただきました。自分のペースで提出でき、添削してもらいたい過去の問題や配布されたお題の中から自由に選択できる点が良かったです。添削者の方の顔は見えませんが、励ましの言葉をくれたり、直すべきところをきちんと伝えて下さるので大変ありがたかったです。
【勉強法】
私なりの勉強方法をご紹介します。
➀講座受講の際に配布される参考書を読み込む:講座は週に1日程度のペースで進みます。次の講座まで十分に時間があるため受講後に学習範囲のページを必ず一通り読んでいました。
セサミノートを使い、大まかな部分を確認する:私の場合知識をインプットするだけでは身に付かないことが多いので、セサミノートを使い語彙や原理を確認する様にしていました。赤字で記入すると、シートで隠してまた確認できるのでお勧めです。
問題集を解く:学習した範囲の問題集を解きます。加えて過去の教員採用試験の問題を集めた精選問題集は、ためらうことなく早い段階から解くことをお勧めします。これは、試験の実践的な練習になるからです。1巡目に間違えた問題番号には赤丸を付けていました。2巡目に入ると、1巡目で間違えた問題を克服するつもりで解いていました。2巡ほどすると、出題の自治体が違っても共通の語彙や原理が問われていることに気づきます。試験を出す側が何に重点を置いているのか考えながら解くと効果的だと思います。
以上が普段の講座を受講するときのサイクルです。
また、定期的に行われる模試は自身の得意・不得意分野を把握したり、全体の中での位置を把握するのに最適です。自宅受講していましたが、本番と同じ科目の順番で、時間は正確に測ってスピード感を身に付けるようにしていました。答え合わせをする時、間違えた問題は必ず見直してください。私は結果で一喜一憂するタイプなので点が悪いとへこんでいましたが、それをのびしろと考えて、一つずつ苦手をつぶすことで、得点の向上につなげることができました。
【勉強の配分】
私はアルバイトをしながら採用試験の勉強をしていました。午後は出勤していたため、午前中2時間ほど、帰宅して夜1時間ほどの合計3時間ほどは必ず勉強時間を割いていました。体力や気力に余裕のある時はできるところまで時間をかけて勉強していました。自宅でどうしてもやる気が出ない、というときには屋外の自習スペースなどを使って環境を変える工夫もしていました。頭がさっぱりしてはかどるので、お勧めです。
また、採用試験には教職教養と専門科目があると思います。私は専門科目よりも法律や原理・教育史といった教職教養に苦手意識があったので、入会して(10月ごろ)まずはこちらから取り組みはじめました。年が明けたごろから専門科目に取り組みましたが、小学校全科となると得意不得意がはっきりと出るため、もう少し早く勉強を始めておけばよかったという反省があります。本試験の日程を確認し、自分の得意不得意を考えながら逆算して科目の勉強を始めることをお勧めします。一つ言えることは、「早いに越したことはない」ことだと思います。試験が近くなると、面接などの対策も必要となるので、早めの学習が大事です。
【人物対策について】
実際に他の人に面接官役をお願いしてやり取りのトレーニングを始めたのは5月ごろでした。それまでに、いわゆる自己分析をあらかた済ませておきました。人物対策講座には非常に助けられ、自己分析をする道筋を作っていただいたと思います。しかし突き詰めて自己分析、、というのは苦手なタイプで、深く考えると思考から抜け出せなくなるので、お風呂に入っている時や、ご飯を食べているときなど、軽く考えられる時間に連想して自分を見つめていました。思いついたことは面接ノートに残すことをお勧めします。
また、人物対策の一環として、日々のアルバイトの中での人に対する態度を意識したり、コミュニケーションを円滑に進めたりすることを行っていました。面接本番でも覚えて話す、というよりも自然に会話する様に話す方が印象も伝えたいことも伝わりやすいはずです。日々の人とのコミュニケーションも大切にしてみてください。
【最後に】
たくさんの事を書かせていただきましたが、短いようで長く感じる試験勉強は楽しいと感じる瞬間もあれば、難しい、つらいと感じる瞬間もあると思います。「自分を信じてあげられるのは自分だけ」という精神を大切にしてください。不安に感じたり焦ったりする自身の姿も含めて、温かく信じてあげることで必ず良い結果が待っていると思います。これから受験されるみなさんのご健闘を心よりお祈りしております。体だけは大切にして、目標に向かってください。