公務員試験対策講座(大卒程度)
合格システム
模擬試験、テキストで使用される問題が本試験でも多数出題(類似問題)されています。
長年、本試験問題を収集し、しっかり分析を重ねた結果の答えだと自負しています。
これは当社の自慢のひとつでもあります。ここでは、みなさんに的中問題を紹介いたします。
ほぼ、同じ問題から問われ方が異なるだけの問題、解答の選択肢が同内容の問題…と様々な形態で的中が見られます。
「あっ、ほとんど同じだ!」「なかなかやるじゃん」など、色々なご感想があるかと思いますが、ひとつ楽しんでご覧ください。
最後に、東京アカデミーでは的中問題を多く含むテキストを使用して生講義の通学講座を開講しています。きっと、各試験合格への早道になると思いますので最寄りの校のページをご覧ください。
【No.38】 我が国の国会議員の特権等に関するA~Dの記述のうち,妥当なもののみを挙げているのはどれか。
P41
(2)幼児教育・保育の無償化
改正子ども・子育て支援法により、2019年10月から幼児教育・保育の無償化が全面実施された。すべての3~5歳児と住民税非課税世帯の0~2歳児を対象とし、認可保育園や認定こども園などの利用料は全額無料となる(給食費は自己負担)。認可外施設やベビーシッターも対象となったが、補助に上限がある。
P51
(1)学習指導要領の改訂(2017年3月公示)
小学校では、「外国語活動(英語)」の授業開始時期が現行の小5から小3に前倒しされ、小5からは教科書を使う正式な教科「外国語科」に格上げされた。また、コンピュータに意図した処理を行わせるための論理的な思考力「プログラミング的思考」などを育むため、プログラミング教育が必修化された。高校では、世界史と日本史を統合した「歴史総合」や「公共」(「現代社会」は廃止)という新たな必修科目が設けられた。さらに、グループでの調査学習や議論、ディベートなどを通して自ら学ぶ力を養う「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」が全校種・全教科に導入されることになっている。小学校は2020年度、中学校は2021年度、高校は2022年度以降に実施される。
:
(4)高等教育の修学支援新制度
2019年5月成立の大学等修学支援法により、低所得世帯の学生を対象に、2020年4月から大学など高等教育の授業料が減免されるほか、2017年度から導入の返済不要の給付型奨学金が拡充される。大学、短期大学、高等専門学校、各種専門学校が対象で、減免額は年収に応じて決まる。文部科学省は新制度により、低所得世帯の大学などへの進学率が現在の4割程度から全世帯平均の約8割まで上昇し、支援対象者が最大75万人になると推定している。
〔No.6〕 最近の日本の教育政策に関する次の記述ア~エのうちには妥当なものが二つある。それらはどれか。
〔No.4〕 財政に関する次の記述のうち妥当なのはどれか。ただし,争いがある場合は判例による。
〔参考条文〕 日本国憲法
【No.52】 為替変動に関する次の記述A~Dの正誤の組合せのうち,妥当なのはどれか。
Standard
〔No.9〕 自国通貨の為替レートが下落することが,その国の経済に与える影響に関する次の記述ア〜オのうちには妥当なものが二つある。それらはどれか。
P194
問題3 図のような,合計125個の黒い小立方体と白い小立方体を積み上げて作った大立方体がある。黒い小立方体が見えているところは,反対の面まで連続して黒い小立方体が並んでいるものとする。このとき,白い小立方体の数はいくらか。(2010年国税)
〔No.41〕 図は,同じ大きさの小立方体48個から成る直方体である。この直方体を構成する小立方体のうち11個について,図のように一つの面に色を塗り,その面の中心に矢の先をあてがい,それぞれの矢を直方体の反対側の面まで垂直に突き刺して貫通させた。このとき,穴のあいていない小立方体は全部でいくつか。
【No.12】 ある小学校の児童が動物園に行き,参加した児童は全員,ライオン・キリン・ゾウ・カバの4種類の動物のうち,自分の描きたい何種類かの動物を写生した。次のことが分かっているとき,「カバを描いた子で,ライオンを描いた子はいなかった。」ことが確実にいえた。 に入るものとして妥当なのは,次のうちではどれか。
〔No.34〕 あるグループに夏祭りで買ったものについて尋ねたところ,次のようであった。
「フランクフルトを買った人は,焼きそばを買っていない」
「かき氷を買っていない人は,たこ焼きを買った」
このグループにおいて「フランクフルトを買った人はかき氷を買った」と言えるためには,次のうちどれが成り立っていればよいか。
P288~290
2 非嫡出子
非嫡出子とは,婚姻関係にない男女間において出生した子のことをいいます。
(1)認知
非嫡出子の父子関係は認知によって発生します。
任意認知 | 父による認知の意思表示に基づいてなされる。 |
---|---|
強制認知 | 非嫡出子から提起された裁判に基づいてなされる。 |
認知は父または母が行います(779条)。ただし,母子関係については,分娩(ぶんべん)の事実により親子関係の発生が認められるというのが判例(最判S37.4.27)です。父母が制限行為能力者であっても,意思能力を有する限り,その法定代理人の同意なしで認知を行うことができます(780条)。
:
任意認知はどのような方法で行うのでしょうか。認知は,戸籍法の定める届出によって行うとされていますが(要式行為であって,創設的届出)(781条1項),遺言によっても行うことができます(781条2項)。これは,遺言の発効と同時に効力を持ち,遺言執行者からする戸籍上の届出は,報告的届出となります。
:
⑤認知の訴え
子,その直系卑属またはこれらの者の法定代理人は,認知の訴えを提起できます。この場合,被告は父となります。また,父が死亡した後であっても,死亡の日から3年を経過するまでは,検察官を相手方として,認知の訴えを提起することができます(死後認知,787条)。
⑥認知の効果
認知があると親子関係が生じます。親権者は父の認知後も母です。子は父の認知後も,依然として母の氏を称し,母の戸籍に属します。
(2)準正
父母の婚姻を原因として非嫡出子に嫡出子たる身分を取得させる制度を,準正(じゅんせい)といいます。婚姻準正と認知準正の2つがあります。
婚姻前に生まれ,父に認知された子は,父母の婚姻により,婚姻の時から嫡出子たる身分を取得します。婚姻準正です(789条1項)。
父母の婚姻後に認知された子は,認知の時から嫡出子たる身分を取得します。認知準正です(789条2項)。文理には反しますが,認知の遡及効を根拠にして婚姻の時から嫡出子たる身分を取得すると解釈するのが通説です。
〔No.16〕 認知に関する次の記述のうち妥当なのはどれか。