公務員試験対策講座（高卒程度）
公務員試験情報（日程・試験科目・受験資格）
消防官試験の概要
あらゆる災害から住民の生命･身体及び財産を守るため、消防署や消防出張所に勤務し、消火活動・救助活動・救急活動などを行うほか、火災予防のため住宅・事業所に対する防火指導などの職務に従事します。都市構造や生活様式の急速な変化に伴い、災害の様態も複雑化・多様化の傾向を強める一方で、高齢社会の到来などによる救急需要も増加の一途をたどっており、以前にも増して、より専門的で高度な活動が消防官には求められています。自分の身体を張って住民の緊急時の安全を確保する消防官の仕事は、高い使命感・強い責任感を持って働きたい方には「天職」と言えるでしょう。
消防官試験の概要
仕事内容
災害から市民の生命、身体および財産を守るため、消防署または消防出張所に勤務します。消火活動・救助活動・救急活動などを行うほか、火災予防のため住宅・事業所に対する防火指導などの仕事に従事します。
試験構成
- ★第1次試験・第2次試験
- 一般的に市町村職員の一職種区分として実施されるため、試験構成も市町村職員の他の職種に準じます。教養試験・作文試験・面接試験・適性検査が中心となりますが、消防官の場合、さらに体力検査が行われ、身体基準も設けられている市町村が多いようです｡
☆公務員なるほど！豆知識
-
採用の有無は市町村職員の他の職種と同様に欠員状況によりますので、毎年必ず実施されるというわけではありません。昨年実施されたから今年も実施されるとは限りませんし、逆に昨年実施されなかったから今年も実施されないとも限りません。受験年度の最新の募集要項で必ず確認しましょう。
- 最近では、女性の消防官の採用が増加してきており、東京消防庁をはじめ、政令指定都市の中でも半数以上が女性の採用を行っています。また政令指定都市以外でも多くの自治体が実施しており、今後その数は増加していくものと思われます。
☆合格から採用まで
最終合格者は、各市町村が作成する採用候補者名簿に記載され、採用面接などの手続きがとられた後、欠員状況を考慮の上、採用されます。採用されると全寮制の消防学校に入校し、数ヵ月間消防官として必要な教育を受けた後、各消防署などに配属されます。