看護師国家試験対策講座
合格システム
模擬試験、テキストで使用される問題が本試験でも多数出題(類似問題)されています。長年、本試験問題を収集し、本試験の正答率では受験生のみなさんに協力いただき、講師、編集者がしっかり分析を重ねた結果の答えだと自負しています。これは当社の自慢のひとつでもあります。
では、これから国試合格を目指すみなさんに的中問題を紹介いたします。ほぼ、同じ問題から問われ方が異なるだけの問題、解答の選択肢が同内容の問題…と様々な形態で的中が見られます。「あっ、ほとんど同じだ!」「なかなかやるじゃん」など、色々なご感想があるかと思いますが、ひとつ楽しんでご覧ください。
最後に、東京アカデミーでは的中問題を多く含むテキストを使用して教室対面式の通学講座やオンライン講座、短期講習を開講しています。きっと、各試験合格への早道になると思いますのでお近くの校舎のWEBページをご覧ください。
令和元年(2019年)の国民生活基礎調査における女性の有訴者の自覚症状で最も多いのはどれか。
体温変化をとらえ、体温調節の指令を出すのはどれか。
体温調節中枢があるのはどこか。
全身清拭時に皮膚に触れるタオルの温度で適切なのはどれか。
清拭時に皮膚に当たるタオルの表面温度で適切なのはどれか。
母子保健法に規定されているのはどれか。
変形性膝関節症について正しいのはどれか。
変形性膝関節症で正しいのはどれか。
健康日本21(第二次)における1日の塩分摂取量の目標値で正しいのはどれか。
健康日本21(第二次)で、令和4年度(2022年度)の目標として示されている1日当たりの食塩摂取量はどれか。
副交感神経の作用で正しいのはどれか。
副交感神経の作用はどれか。
成人の一次救命処置〈BLS〉における胸骨圧迫の速さ(回数)で正しいのはどれか。
成人に対して一次救命処置で行う胸骨圧迫の速さはどれか。
Aさん(58歳)は筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉で在宅療養をしている。嚥下機能の低下が進行したため入院し、胃瘻造設が検討されているが、経口摂取の継続を希望している。
看護師が連携する職種で優先度が高いのはどれか。
脳内出血を発症した患者に対して、経口摂取に向けて嚥下訓練を行うことになった。
看護師と連携し、主に訓練の指導を行う職種はどれか。
薬物血中濃度モニタリング〈TDM〉の実施が必要な薬物はどれか。2つ選べ。
薬物血中濃度モニタリング〈TDM〉が必要な薬剤はどれか。
500Lの酸素ボンベ(14.7MPa充填)の内圧が10MPaを示している。この酸素ボンベを用いて3L/分で酸素吸入を行う。
使用可能な時間は何分か。
ただし、小数点以下の数値が得られた場合は、小数点以下第1位を四捨五入すること。
解答:① ② ③ 分
500Lの酸素ボンベ(充塡圧14.7MPa)の内圧計は、現在、5.0MPaを示している。
1分間に2Lずつ使用した場合の使用時間(分)を求めよ。
ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。
次の文を読み103~105の問いに答えよ。
A君(11歳)は両親と3人で暮らしている。5歳で気管支喘息と診断され、現在は抗アレルギー薬とステロイドの吸入薬が処方されている。本日、学校から帰ってきた後から咳嗽がみられ元気がなかった。夕食はあまり食べずに就寝した。夜間になり「苦しくて眠れない」と訴え、母親と救急外来を受診した。口元での喘鳴が著明であり、問診すると途切れ途切れに話した。受診時のバイタルサインは、体温36.9℃、呼吸数32/分、心拍数120/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉92%(room air)であった。
問題103 A君の気管支喘息の発作強度はどれか。
次の文を読み103~105の問いに答えよ。
A君(12歳、男子)は、5歳のときに気管支喘息と診断され、抗アレルギー薬の内服と副腎皮質ステロイド薬の吸入をしている。アレルゲンはハウスダストである。数日前から鼻汁が出ていたが、家で様子をみていた。深夜に突然喘鳴が出現し、徐々に増強してきたためβ刺激薬の吸入を行ったが軽快せず、臥床できなくなったため、母親と一緒に救急外来を受診した。来院時、著明な喘鳴を聴取し、前かがみで起坐呼吸しており、呼気時間が吸気の2倍以上であった。また、看護師の質問にはうなずきで答える状態であった。体温37.5℃、呼吸数36回/分、心拍数110回/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉90%。酸素吸入を開始し、再度β刺激薬の吸入、副腎皮質ステロイド薬の点滴静脈内注射を行ったが、症状が改善しないため入院となった。
問題103 入院時におけるA君の発作の程度はどれか。