東京アカデミー大阪校
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こんにちは!東京アカデミー大阪校の教員採用試験担当です!
今日は前回のブログでお話した、『令和の日本型学校教育』を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について」の第Ⅰ部のポイントを一緒に見ていきましょう!
・日本型学校教育は国際的に高く評価される一方で、長時間勤務が課題である
・臨時的任用教員等が確保できない「教師不足」問題の発生
・子供たちの多様化(特別支援、外国人児童生徒、特定分野に特異な才能のある児童生徒など)
ここでは教師の養成、免許、採用に関する現状を記しています。
(養成)
・教員養成学部。学科のほか中・高・特支等については他の学科でも教職課程が開設可能
・2-4週間程度の教育実習が必須。ただし、一部の単位は学校体験活動での代替可能。
(採用)
・公立の場合、任命権者たる教育委員会が採用(小中は都道府県・政令指定都市)
・新卒受験者数は、小学校微増、中高は減少
・臨時的認定教員等が不足する「教師不足」が発生
・民間企業等経験者の割合は4%
(免許)
・普通免許状の授与件数は中高で減少、小学校で横ばい、特別支援学校で増加
・特別免許状の授与件数は増加。一方で絶対数は少ない。学校種では高校、教科では英語・看護等に集中
【「新たな教師の学びの姿」の実現】
・ 子供たちの学び(授業観・学習観)とともに教師自身の学び(研修観)を転換し、「新たな教師の学びの姿」(個別最適な学び、協働的な学びの充実を通じた、「主体的・対話的で深い学び」)を実現
・養成段階を含めた教職生活を通じた学びにおける、「理論と実践の往還」の実現(理論知(学問知)と実践知などの「二項対立」の陥穽に陥らない)
【多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成】
・教師一人一人の専門性の向上と、多様な専門性・背景を有する人材の取り込みにより、教職員集団の多様性を確保し、学校組織のレジリエンス(復元力、立ち直る力)の向上
・学校管理職のリーダーシップの下、心理的安全性を確保し、教職員の多様性を配慮したマネジメントの実現
・「学校の働き方改革」の推進
【教職志望者の多様化や、教師のライフサイクルの変化を踏まえた育成と、安定的な確保】
・多様な教職志望者へ対応するため教職課程の柔軟性の向上
・産休・育休取得者の増加、定年延長など教師のライフサイクルの変化を前向きに捉え、採用や配置等を工夫
以上、第Ⅰ部での注目ポイントでした☆
特に、「教職志望者の多様化や、教師のライフサイクルの変化を踏まえた育成と、安定的な確保」が今後の教員採用の中で重要な点となってくるのではないかと思います!
次回のブログでは続きの「第Ⅱ部 各論」のポイントをまとめます!
次回もぜひチェックしてみてください!
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