東京アカデミー難波校
教員採用試験対策講座
以下は令和5年度の試験概要です。必ず「受験案内」で確認するようにしてください。
【1次試験】
筆記試験:令和4年6月25日(土) 予備日 7月2日(土)
実技試験:令和4年6月26日(日) 予備日 7月3日(日)
集団面接(討議):令和4年7月9日(土)~10日(日)の1日 予備日 令和4年7月16日(土)
2次試験
実技試験:令和4年8月11日(木)
個人面接:令和4年8月13日(土)~17日(水)の1日
【試験】
筆記試験:一般教養、教科専門
実技試験:中学校・高等学校、音楽・美術・書道・保健体育(募集がある教科のみ):1次試験で実施
小学校:2字試験で実施(音楽・体育から選択)
集団面接(討議)・個人面接:個人面接には模擬授業を含みます。また、事前に模擬授業の領域は提示します。
詳細は、奈良県教育委員会HPをご確認ください。
★1次筆記試験は教育原理、教育時事が出題範囲の大半を占めます。空欄補充や正誤の組み合わせを問われるため、細部まで確認しましょう。
★1次筆記試験は、教育時事の割合が年々増えています。資料の内容を把握するだけではなく、キーワードや重要語句を暗記しておきましょう。
★1次専門試験のレベルが難化傾向にあります。ご自身が得意とされる内容でも気を抜かず全範囲を網羅できるよう勉強しておきましょう。
★2次試験は、個人面接、場面指導、模擬授業を総合して点数が出されます。また、2021年夏実施より、一部教科の模擬授業ではICT端末が必須になっています。
区分 | 2022年夏実施試験内容 | ||
1次試験 | 教職教養(30問・40分) 専門試験(マーク式/記述式・90分) 集団討論(40分) 実技試験 |
||
2次試験 | 個人面接(20分)◆ 模擬授業(10分)◆ 場面指導◆ 実技試験 |
★2021年夏実施試験では、特別選考(教職経験者、社会人)以外全員課されました。
実施年 | 教育原理 | 教育法規 | 教育心理 | 教育史 | 教育時事 | ご当地問題 | 合計 |
2019年夏 | 13 | 5 | 4 | 0 | 6 | 2 | 30 |
2020年夏 | 13 | 5 | 4 | 2 | 6 | 0 | 30 |
2021年夏 | 12 | 4 | 4 | 2 | 8 | 0 | 30 |
2022年夏 | 11 | 4 | 5 | 2 | 8 | 0 | 30 |
<試験配点>
1次試験
※各試験にはそれぞれ合格基準があり、合計得点が上位であっても基準に達しないものがある場合は、不合格とされます。
試験内容 | 配点 | |
教職教養 | 100 | |
専門試験(実技無) | 200 | |
専門試験(実技有) | 150 | |
実技試験 | 100 | |
集団面接(討議) | 100 |
2次試験
試験内容 | 配点 | ||
実技試験 | 50 | ||
個人面接 (模擬授業、場面指導含む) |
300 | ||
<選考内容>
★特に各面接試験の選考内容は明確です。面接試験で伸び悩んでいる方や初めて受験する方は、面接官がどのような視点で評価しているか確認しておきましょう。
⇒奈良県が求める教員像をはじめとした教育委員会HPも確認していきましょう!
1次試験
筆記 | 一般教養 | 教職教養・時事問題に関して児童・生徒を指導する上で必要な知識や理解及び教員として求められる資質能力を問う。 | ||||||||||
教科専門 | 各校種・教科において児童・生徒を指導する上で必要な教科専門の力量があるかを問う。 | |||||||||||
実技 | 中学音楽 | 《創作を含む新曲視奏》 旋律の創作と読譜、アルトリコーダー演奏の技術を問う。 《弾き歌い》 ピアノによる弾き歌いにより、歌唱指導に関して必要な技能を問う。 《聴音》 リズム、旋律、和声を聴き取り、記譜する技能を問う。 |
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中・高美術 | 〇鉛筆素描及び水彩絵の具による作品から、美術の指導に関して必要な表現の技能を問う。 | |||||||||||
中・高保健体育 | 〇中・高等学校で指導する各領域(種目)の基本的な技能の習得状況及び態度・姿勢を問う。 | |||||||||||
中・書道 | 〇毛筆を用いた作品から、書道の指導に関して必要な表現の技能を問う。 | |||||||||||
面接 | 集団面接(討議) | 〇教員としての職務を遂行するのにふさわしい能力・適性をもった人物を選考する 〇集団面接(討議)では、集団の中で発揮される資質や能力を評価する。 |
2次試験
実技 | 小学校音楽 | 〇小学校の音楽授業において指導する歌唱及び器楽の基本的な技能を問う | ||||||||||
小学校体育 | 〇小学校の体育授業において指導する主な領域(種目)の基本的な技能の習得状況及び態度・姿勢を問う。 | |||||||||||
面接 | 模擬授業 | 〇教員としての職務を遂行するのにふさわしい資質・能力・適性をもった人物を選考する。 〇児童・生徒を引きつける魅力と授業力に優れた人物を選考する。 |
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個人面接 | 〇教員としての職務を遂行するのにふさわしい資質・能力・適性をもった人物を選考する。 〇自立した社会人としての豊かな人間性、教育者としての識見、資質・適性等、総合的に優れた人物を選考する。 |
〔1次試験 集団討論テーマ出題例〕
2022年夏試験で実際に出題されたテーマ
○質の高い教育 ○主体的・対話的で深い学び
○人権の尊重 ○不登校
○子どもの心に火をつける教師 ○ワークライフバランス
○地域との連携 ○いじめ問題
○規範意識の向上 ○学ぶ意欲
○教育の情報化 ○インクルーシブ教育
○教育格差 ○10年後の学校教育
♪教養試験対策に関するお役立ちブログ♪ ①教育原理・教育心理 ②教育法規・教育心理 ③教育時事
2022年9月9日に令和5年度(2022年夏実施)採用試験2次(最終)試験結果が発表されました。
合格者数や受験倍率の詳細は、奈良県教育委員会HPにてご覧ください。
2022年夏奈良県の教養試験でも、弊社東京アカデミー教材掲載の類似問題が出題されています‼
【2023年度版 オープンセサミ問題集 教職教養 p.57 】
次の文は,中央教育審議会初等中等教育分科会による「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)」( 2012(平成24)年7月23日)の一部である。空欄に当てはまる語句を書け。
○ 共生社会の形成に向けて,( A )に基づくインクルーシブ教育システムの理念が重要であり,その構築のため,特別支援教育を着実に進めていく必要があると考える。
○ インクルーシブ教育システムにおいては,( B )で共に学ぶことを追求するとともに,個別の教育的ニーズのある幼児児童生徒に対して,自立と( C )を見据えて,その時点で( D )に最も的確に応える指導を提供できる,多様で柔軟な仕組みを整備することが重要である。小・中学校における
通常の学級,通級による指導,特別支援学級,特別支援学校といった,連続性のある「多様な( E )」を用意しておくことが必要である。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 本試験で出題されました!
【令和5年度 奈良県本試験問題 23番】
下の文は、「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)」(平成24年7月23日 中央教育審議会初等中等教育分科会)の一部である。文中の( a )~( c )に当てはまる語句の正しい組合せはどれか。1~6から1つ選べ。ただし、同じ語句が入るものとする。
〇 共生社会の形成に向けて、障害者の権利に関する条約に基づくインクルーシブ教育システムの理念が重要であり、その構築のため、特別支援教育を着実に進めていく必要があると考える。
〇 インクルーシブ教育システムにおいては、同じ場で共に学ぶことを追求するとともに、個別の( a )のある幼児児童生徒に対して、自立と社会参加を見据えて、その時点で( a )に最も的確に応える指導を提供できる、多様で柔軟な仕組みを整備することが重要である。小・中学校における通常の学級、( b )、特別支援学級、特別支援学校といった、( c )のある「多様な学びの場」を用意しておくことが必要である。
1 a-医療的ニーズ b-適応指導教室 c-連続性
2 a-医療的ニーズ b-適応指導教室 c-多様性
3 a-教育的ニーズ b-適応指導教室 c-多様性
4 a-教育的ニーズ b-通級による指導 c-連続性
5 a-医療的ニーズ b-通級による指導 c-連続性
6 a-教育的ニーズ b-通級による指導 c-多様性
※奈良県以外の【的中問題】はこちらの特集ページでもご紹介しています!
↓実際に受験された方の感想をご紹介!
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