東京アカデミー秋田校
ブログ
こんにちは、東京アカデミー東北の伊藤憲司です。明けましておめでとうございます。
2023年が、同ブログをご覧くださっている皆さんにとって、最良、最高、思い出の年になることをお祈りいたします。
さて、秋田県の教員採用試験対策の一環として、秋田県の子どもや教育、学校の実状を把握しておくことは、とても重要です。
面接試験の質問で直接、聞かれる可能性もあります。いじめの件数、不登校の人数、児童・生徒数の増減、学校数の増減・・・
年末、12月28日に秋田県教育委員会HPで
「令和4年度 スマートフォン等、インターネット利用実態調査集計結果」が公開されています。
見て欲しいポイントはいくつかありますが、
1)同HPには、平成24年度の調査結果から令和4年までの11年分が掲載されています・・・この変化をぜひ見ていただきたいと思います。
2)小学4年生から中学3年生まで、自分専用スマートフォンを持っている率、LINE等のコミュニケーションアプリの利用率などなど
3)どの年齢から大きく環境が変わっているのか?10年前と比べてどこが変化しているのか?
これらの実状データを把握することで、どんな問題が増えそうなのか、それが起きそうなタイミングはいつなのか・・・が見通せるようになり、その対処を事前に検討しておくこともできます。
実態調査の中の分析コメントにあった、以下の内容は、やはり気がかりな点だと感じました。
ネットトラブルにあった児童生徒の内、「保護者に相談した」のは25.9%(前年度比-9.7ポイント)、「友人に相談した」のは19.8%(-4.7ポイント)と減少していて、「相談していない」が27.9%(+5.6ポイント)と増えており、誰にも相談せずに抱え込む傾向が見られる。
※「令和4年度 スマートフォン等、インターネット利用実態調査(児童生徒用調査) 集計結果」2022.11月調査 秋田県教育庁義務教育課(https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/19192)より抜粋
4人に1人以上の子どもが、ネットトラブルで苦しいとき、誰にも相談していない・・・心が苦しくなる思いです。
同調査に限らず、多くの調査、集計データが秋田県教育委員会より公表されています。実状を知ることは、教員採用試験対策では、大事です。
そこから、自分の意見、考えをまとめるようにしてはどうでしょう。
(合格に向けたお知らせ)
「教職教養」「一般教養」「専門科目」対策のオンラインZoom講座が、1月から開講です。すでに昨年を大きく上回るお申込みがあります。
忙しくて欠席しても、後日、再視聴できる制度が好評です。生徒指導提要改訂版も、もちろん取り扱っていきます。
講座の詳細は、こちらで確認できます。