東京アカデミー津田沼校
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皆さん、こんにちは。津田沼校国試担当の野島です。
本日は、『応用力試験』分野の問題を取り上げます。
第36回では、全11事例(2連問3事例、3連問8事例)が出題されています。これは、3年連続同じ事例数及び類似の分類構成となっています。
この科目では、以下の力が求められます。
①9科目で学習する基礎知識
②実践的な思考
③国語的な読解力
④臨床検査地の正しい判読
⑤即座に資料を解釈する能力
対策としては、まず基本である9科目の基本事項をマスターしましょう。その上で、過去問を解き、問題文から出題者の意図を読み取る訓練をしてください。
東京アカデミーの採点会参加者の正答率は64.9%と、「食べ物と健康」に次いで二番目に低い正答率となります。
今回は、応用力試験の臨床栄養学の問題をご紹介します。
◆第36回 午後問題183
K病院に勤務する管理栄養士である。患者は、84歳、女性基礎疾患はない。自宅で娘夫婦と同居していたが、家の中で転倒し、大腿骨頸部を骨折したため、入院し手術を受けた。
入院時の身長140cm、体重35㎏、BMI17.9㎏/㎡。標準体重43㎏。筋肉および皮下脂肪の喪失がみられた。血液検査値は、ヘモグロビン9.7g/dL、アルブミン3.0g/dL。咀嚼・嚥下障害はない。自宅での食事は娘が作っており、家族と同じものを食べていた。
183 患者の入院時に開始する食事である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
(1)常食1,200Kcal/日
(2)常食1,600Kcal/日
(3)常食1,200Kcal/日
(4)常食1,600Kcal/日 正答:(1) 《東京アカデミー自己採点会参加者の正答率64.4%》
※実際は、3連問の問題のため、184.185と続きます。
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