東京アカデミー名古屋校
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※2023/9/13更新
こんにちは、東京アカデミー名古屋校の岩田です 😎
2023年夏実施の教員採用試験を受験した受講生の皆様から、
続々と面接試験に関してのご報告をいただいています。
質問のほとんどが人物対策講座で取り扱った教材や資料から出題されており、
事前に対策していたため、落ち着いて臨めた方が多い印象です。
東海エリアの教員採用試験は1か月前倒しで6月からになりました。
2024年夏に向けて、事前に対策を始めてみてはいかがでしょうか。
👇画像をクリック👇
先日行いました名古屋市教員採用試験解答速報会を基に分析いたします。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
2022年 | 47.1 |
2023年 | 60.2 |
昨年より10点ほど高い平均点となりました。
教養試験は平均点から見ても、得点率6割以上が望ましいです。
志望者の多い科目(保健体育、社会等)を受験した方は7~8割が望ましいです。
合否は論作文や専門科目を加味して決定されます。
解答速報会の結果からの分析ですので、参考程度にしていただけますと幸いです。
大問換算だと教職教養4問、一般教養2問
教職教養20問、一般教養16問の計36問でした。昨年は計37問のため、1問減少しています。
今回の一般教養は英語-自然科学、国語-社会科学の組み合わせです。
文章の読解もしつつ、他の科目の問題を解く独特な形式です。
「令和の日本型学校教育」、「こども基本法」の出題があり、
学習した内容が出て安心した方も多いのではないでしょうか。
正答率もおおむね7割を超えていました。
1番正答率が低かった問題は問17【3⃣(1)】で16.3%でした。
後ほど紹介いたします。
問題数 | 配点 | 平均点 | 平均得点率 | |
教職教養 | 20 | 52 | 33.9 | 65.2% |
一般教養 | 16 | 48 | 26.3 | 54.8% |
総合 | 36 | 100 | 60.2 | 60.2% |
正答率 16.3%
「めったに見ない村だってある。」
めったにと同じ種類の副詞の例文を選ぶ問題でしたが、
解答群2【×夢を叶えるために、ずいぶんと時間がかかった。】を選ばれた方が一番多かったです。
ずいぶんと~多い、少ない、早い、遅い等様々な言い方をします。
めったに~ない、は後にくる言い方と呼応する陳述の副詞(呼応の副詞)。決まった言い方をします。
この中で当てはまるのはどうか~ください(ほしい)で決まっている、解答群1【〇私の願いをどうか叶えてください。】です。
正答率 25.7%
教科書の文字を音声で読み上げるとともに、読み上げ箇所がハイライトで表示される
【〇マルチメディアデイジー教材】等の音声教材
【×視聴覚教材】等の音声教材と思われた方が多かったようです。
視聴覚教材とは、子どもの視覚や聴覚に訴えかける教材のことで、
パネルや人形シアター、パペット等が該当します。
実はブログで取り上げたテーマが今年の夏も出題されました!
皆様の学習の一助となれたらと思います。