東京アカデミー名古屋校
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※2023/8/13更新
こんにちは、東京アカデミー名古屋校の岩田です 😎
土用の丑の日に鰻丼を食べました。
夏休みの宿題で鰻の調理方法に関する自由研究を発表して、
先生に褒められたのを思い出しました。夏の良い思い出です。
先日行いました愛知県教員採用試験解答速報会を基に分析いたします。
参加者は昨年に引き続き1000人超えの1270名でした。
ご参加いただき、ありがとうございました。
2021年 | 68.4 |
2022年 | 69.5 |
2023年 | 68.7 |
昨年より低い平均点となりました。
教養試験は平均点から見ても、得点率7割以上、
志望者の多い科目(保健体育、社会等)を受験された方は7~8割が望ましいです。
合否は論作文や専門科目を加味して決定されます。
解答速報会の結果からの分析ですので、参考程度にしていただけますと幸いです。
教職教養14問、一般教養16問、計30問で昨年と同様でした。
問1で「あいちの教育ビジョン2025」の出題があり、
学習した内容が出て安心した方も多いのではないでしょうか。正答率も8割を超えていました。
1番正答率が低かった問題は問5で28.9%でした。
後ほどご紹介いたします。
問題数 | 配点 | 平均点 | 平均得点率 | |
教職教養 | 14 | 52 | 34.1 | 65.7% |
一般教養 | 16 | 48 | 34.6 | 72.1% |
総合 | 30 | 100 | 68.7 | 68.7% |
前文や第1章の総則をはじめ、第3章の道徳や第5章の総合的な学習の時間、
第6章の特別活動を中心に学習していた方が多いかと思います。
正解は解答群8なのですが、解答率が最も高かったのは解答群6でした。
第4節 理科の目標
観察、実験などを行い、【〇問題解決の力】を養う
【×探究心】を養うと思われた方が多かったようです。
実験は自然の現象などから、事実や因果関係を明らかにするために行います。
そうなると、問題解決の方がより近いと予測できます。
ただ解答時間も限られていますので、
もともと覚えてた方や文章を深く読めた方が正解できている印象です。
シェイクスピアはイギリスの作家で
四大悲劇と呼ばれている作品は「ハムレット」「オセロ」「リア王」「マクベス」。
「ハムレット」の作中で最も有名なセリフが
「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。(To be, or not to be: that is the question.)」
解答群4を選ばれた方が、正解の解答群0の次に多かったです。
有名なセリフからも予測できますが、
フランスではなくイギリスの作家です。
出身国・作家名・作品名、日本文学と外国文学は紐づける情報が多く、
例年正答率が低いため、ライバルと差がつく分野です。
2024年夏受験の方は、一度復習してみましょう。
実はブログで取り上げたテーマが今年の夏も出題されました!
皆様の学習の一助となれたらと思います。