試験の概要
- 試験日:筆記試験:2026年3月1日(日)
- 合格発表:2026年3月27日(金)午後2時
- 提出期間:2025年11月4日(火)~2025年12月5日(金)
- 受験票の交付:2026年2月12日(木)
詳しくは、厚生労働省のHPで確認しましょう。
試験内容
試験科目
社会・環境と健康、人体の構造と機能及び疾病の成り立ち、食べ物と健康、基礎栄養学、応用栄養学、栄養教育論、臨床栄養学、公衆栄養学、給食経営管理論
試験時間
| 科目数 | |
|---|---|
| 午前 (2時間25分) | 社会・環境と健康(16問) 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち(26問) 食べ物と健康(25問) 基礎栄養学(14問) 応用栄養学(16問) |
| 午後 (2時間40分) | 栄養教育論(13問) 臨床栄養学(26問) 公衆栄養学(16問) 給食経営管理論(18問) 応用力試験 (30問) |
第39回管理栄養士国家試験の問題および正答は厚生労働省のHPでご覧いただけます。
出題基準と合格基準
出題基準
管理栄養士国家試験の問題は、厚生労働省より発表される出題基準に基づいて出題されており、また、この出題基準は法・制度の改正に対応するため、おおむね4年に一度改定されています。
最新の出題基準に基づいた教材で受験準備をしましょう。
現在、最新の出題基準として「令和4年度管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)改定検討会」の報告書が発表されており、第38回管理栄養士国家試験から適用されます。
合格基準
配点を1問1点とし、総合点が合格基準を満たせば合格できます。
過去5年間の合格基準の推移を見てみましょう。
| 合格基準 (得点/満点) | 得点率 | |
|---|---|---|
| 第39回 | 総合点120点以上/200点 | 60.0% |
| 第38回 | 総合点120点以上/200点 | 60.0% |
| 第37回 | 総合点120点以上/200点 | 60.0% |
| 第36回 | 総合点120点以上/200点 | 60.0% |
| 第35回 | 総合点120点以上/200点 | 60.0% |
総合点で60%の得点がおおよその合格基準となっています。確実な合格を目指すなら、70%以上の得点を狙いたいところです。
特に応用力試験は30問あり、分野横断的な設問に対して適切に解答する力が重要となります。
合格率と合格者
合格率
過去5年間の合格率の推移(下図)を見てみましょう。
合格率はおおむね60%台で推移していましたが、近年は下がりつつあり、50%を割り込むまでになりました。入念な試験対策が求められます。

合格者状況
| 管理栄養士養成課程(新卒) | 管理栄養士養成課程(既卒) | 栄養士養成課程(既卒) | |
|---|---|---|---|
| 第39回 | 80.1% | 11.1% | 11.7% |
| 第38回 | 80.4% | 7.8% | 11.1% |
| 第37回 | 87.2% | 9.9% | 16.0% |
| 第36回 | 92.9% | 20.5% | 28.8% |
| 第35回 | 91.3% | 19.1% | 24.3% |
どの年においても新卒者の合格率は既卒者より大幅に高いです。しかし近年、新卒者の合格率が以前より下がっており、約80%までになりました。新卒者は学業に専念できる環境を活かし、確実に合格を勝ち取りましょう。また既卒者は、国家試験合格に的を絞った効率的な学習が必須です。