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2023□弘前大学生専用ページ
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ただ「国家公務員採用試験NAVI」掲載情報はあまりにも多いので、特に「WEB国家公務員セミナー<テーマ別セミナー>」公務研究セミナー|国家公務員試験採用情報NAVI (jinji.go.jp)を閲覧してみましょう。
毎回異なるテーマで国家公務員の魅力に迫る企画で、国家公務員でお勤めの方がご自身の体験を踏まえて率直なアドバイスややりがいを伝えて下さり、非常に興味深い面白い内容です。
開 催 日 |
時 間 |
タ イ ト ル |
詳細ページ |
2022年10月14日(金) |
18:00~19:00 |
転職者が語る国家公務員と民間企業の違いは何? |
過去の動画が見れます |
2022年10月26日(水) |
19:00~20:00 |
最強の社会貢献!国家公務員の魅力に迫る |
|
2022年11月10日(木) |
19:00~20:00 |
国家公務員試験!私の勉強法は… |
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2022年11月29日(火) |
19:00~20:00 |
女性活躍推進の取り組みについて |
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2022年12月 9日(金) |
18:00~19:00 |
国家公務員の働き方とは |
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2022年12月20日(火) |
19:00~20:00 |
国家公務員の働き方の実態 |
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2023年 1月17日(火) |
19:00~20:00 |
理系女子大活躍!技術系の仕事について! |
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2023年 1月31日(火) |
19:00~20:00 |
同期会開催!私たち令和最初の採用者 |
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2023年 2月14日(火) |
19:00~20:00 |
海外留学経験者が語る! |
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2023年 2月28日(火) |
18:00~19:00 |
地方出向経験者が語る! |
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※開催は終了しておりますが、アーカイブで過去の動画を視聴できます。
既に人事院より2023年度国家総合職・一般職等の試験日程が発表となっております。
2022年度の試験日程と比べると申込受付の開始や総合職の第1次試験が2週間以上早まることなど変更点があります。
【申込受付期間】 2023年3月1日(水)~3月20日(月) 【第1次試験日】 |
【2022年からの変更点】
・より多くの方に申し込んでいただけるよう、総合職試験(春)等の申込受付期間を「3月1日から」の「20日間」に拡大します(2022年は、3月18日~4月4日の18日間)。
・総合職試験(春)の試験日程を、2023年から2024年にかけて、段階的に前倒しします。2023年は、第1次試験を「4月9日」、最終合格者発表を「6月8日」に行います(2022年は、第1次試験:4月24日、最終合格者発表:6月20日、2024年は、第1次試験:3月17日、最終合格者発表:5月下旬)。
上記のとおり、国家一般職試験も国家専門職試験も、国家総合職試験同様に申込受付期間が3月1日(水)~3月20(月)と、2022年度に比べ早まりましたので、申込受付には十分注意しましょう!
その他詳細は人事院国家公務員試験採用情報NAVI(コチラ)をご確認ください。
まず、基礎能力試験の内訳についてですが、基礎能力試験では一般知能の占める割合が大きく、2022年度の出題科目内訳では以下のようになっています。
出題数40問:一般知能27問 一般知識13問
つまり、一般知能問題が約7割を占めているため、合格最低ラインを60~70%としたとき、国家公務員一般職の教養(基礎能力)試験では公務員独自の問題である一般知能をどう攻略するかが合否のポイントとなります。
2022年度は現代文6問、英文5問と出題数が多く、出題形式としては現代文・英文も「内容合致・趣旨把握」がほとんどで「文章整序」「空欄補充」が1問ずつとなっております。
現代文を解くうえで必要なものは集中して文章を読む力をつけることで、日頃から新聞などに目を通し、文章の要点を意識して読み進める癖を付けましょう。
英文も長い文章に慣れる練習をして、わからない単語に直面した時に前後の内容から類推できるような力を付けましょう。
なお古文は過去5年間では1問も出ておりません。
数的推理は2022年度に5問出題されております。出題分野としては過去5年間で「場合の数・確率」は毎回の出題、「方程式・不等式」は5回中4回出題されておりますが、年度によっていろいろな分野が出題されます。
判断推理は2022年度に6問出題されております。出題分野としては過去5年間で「対応関係」「位置関係」は毎回の出題、「対応関係」「論理」は5回中4回出題されております。問題レベルや出題パターンは毎回ほぼ同じなので、過去問を中心に問題を解けるようにしましょう。
空間把握は2022年度に2問出題されております。出題分野としては年度ごとにばらつきがありますが、対策としては判断推理と同じように過去問を中心に解いていきましょう。
資料解釈は2022年度に3問出題されております。出題分野としては過去5年間で「数表」「グラフ」が毎回出題されております。「グラフ」では様々なタイプのグラフの読み方を習得し、「数表」では概算に慣れ、大雑把に大小関係を把握できるように練習を積みましょう。
2022年度は社会科学が3問、人文科学が4問、自然科学が3問出題されております。出題数的には少ないのでそれぞれの科目の優先度は低いですが、効率的に学習していき得点に繋げていきましょう。
また、「社会事情・時事」についても2022年度では3問出題されております。近年の科学技術・日本の教育・日本の社会の内容が出題されており、近年公務員試験における時事が重視されております。日頃からニュースを見たり、過去1年くらいに起こった社会情勢を確認したりしておくなどして対策をしておきましょう。
時事問題は、「隠れ主要科目」とも言われることもあり、国家一般職の教養試験では2問~4問出題されます。
教養試験の社会科学ではもちろんのこと、専門科目でも、政治学や行政学、社会政策、国際関係、財政学などと絡めた時事問題が出題されています。
また、論文、面接の人物試験に至るまで、様々な場面で問われます。
大まかには、
・国内政治(政治動向、選挙関連、地方自治など)
・日本経済(経済動向、金融、財政、予算、税制など)
・社会(労働事情、ICT・科学技術、環境、エネルギー、医療、人口、教育、社会保障など)
・国際情勢(国際政治、国際経済など)
が挙げられます。
2022年度の試験では、基礎能力試験では、以下の分野から出題されました。
・近年の科学技術等に関して ・・・ GPS、IoT、データサイエンティストなど
・近年の日本の教育等に関して ・・・ GIGAスクール構想、STEM教育、幼児教育・保育の無償化など
・近年の日本の社会に関して ・・・ 巣ごもり消費、ゲームの利用拡大、仮想移動体通信事業者(MVNO)など
一般論文試験では、以下の通りとなっています。
・カーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量を全体としてゼロにすること)について
⑴カーボンニュートラルに関する取組が我が国にとって必要な理由を述べよ。
⑵カーボンニュートラルを達成するために我が国が行うべき取組について、その課題を踏まえつつ、考えを述べよ。
近年の出題傾向としては、テーマ別では科学技術、教育、医療などが多くみられます。
細かいところまで出題される場合もあるため、対策としては、常日頃から新聞やニュースなどをよく読み、社会の動向に精通しておきましょう。
法改正に関しては、こちらをご確認ください。
また、来年は統一地方選挙が実施されます。
統一地方選挙とは、4年に一度、全国統一で地方自治体の議会議員や首長の選挙を行います。
タイムリーなニュースなので、選挙制度についてのニュースも要チェックです。
また、最近話題のマイナンバー制度の動向にも注意しておきましょう。
問題1 【社会(国勢調査)】6月(A日程)試験より
2020 年に行われた国勢調査に関する次の記述ア〜オのうちには妥当なものが二つある。それらはどれか。なお,国勢調査は 5 年に 1 回行われる。
ア 総人口は前回調査時からわずかに増加し 1 億 2600 万人となった。人口を性別でみると,男性の方が女性よりも多くなっている。
イ 都道府県別に人口の増減をみると,特に東京圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)の人口が増加し,全人口の約 6 割を東京圏で占めることとなった。
ウ 市町村別の人口増減をみると,人口 5 万人未満の市や人口 5000 人未満の町村の数が増加し,市町村の人口規模が小さくなった。
エ 世帯数は前回調査時よりも増加した。世帯を構成人数別にみると「1 人世帯」が最多となっている。
オ 65 歳以上の人口の割合は前回調査時よりも上昇した。都道府県別にみると,高齢化が進む秋田県や高知県では特に上昇し 40% を超えた一方で,高齢化があまり進んでいない沖縄県や東京都では低下した。
1 ア,ウ
2 ア,オ
3 イ,エ
4 イ,オ
5 ウ,エ
※正答は下段にあります。
問題2【社会(保健医療)】6月(A日程)試験より
日本の医療の現状に関する次の記述のうち妥当なのはどれか。
1 国民医療費の推移をみると,入院中心の医療から在宅中心の医療に転換したことにより 2019年度までの過去 5 年間は減少傾向にあり,2019 年度の国民医療費は 35 兆円を下回った。
2 ジェネリック医薬品(先発医薬品と同様の効用をもつ後発医薬品)の使用が推進されているが,2020 年 9 月現在,ジェネリック医薬品の使用割合(使用シェア)は 5 割を下回っている。
3 死因の上位を占める疾病は高齢化を背景に変化しており,2020 年の死因別死亡者数をみると,疾病上位は第 1 位が心疾患,第 2 位が肺炎,第 3 位が老衰となっている。
4 病院数を病床規模別,設置主体別(公立等・民間)にみると,2019 年 10 月現在,病床数 500床以上の病院には公立等の病院が多く,病床数 200 床未満の病院には民間の病院が多くなっている。
5 新型コロナウイルスのワクチン予防接種は全額公費負担で行われ,2 回目接種完了者の割合は,2021 年末現在で,日本の全人口(接種対象年齢に満たない子どもを含む)の 5 割強である。
※正答は下段にあります。
問題3 【経済(日本経済の動向)】6月(A日程)試験より
近年の日本経済の動向に関する次の記述のうち妥当なのはどれか。
1 実質 GDP の需要項目別内訳について,2019 年 10 - 12 月期を基準として,2021 年 7 - 9月期までの推移をみると,個人消費と設備投資について,日本はアメリカより大きく落ち込んだものの,その後の回復は早い。
2 新型コロナウイルス感染拡大後に実施された経済対策を国際比較するために,2020 年 3 月以降 2021 年 12 月までの公的支出の対 GDP 比をみると,日本はアメリカ,イギリス,フランスより低い。
3 完全失業率は,2020 年 3 月に上昇した後 2021 年初頭には低下に転じたが,2021 年平均の完全失業率は 4% を超えた。2021 年平均の完全失業者数のうち 1 年以上の長期失業者数は前年よりも減少した。
4 輸出価格を輸入価格で割った値を交易条件という。2021 年には原油等の原材料価格が低下したことで,輸入価格が低下し,また輸出価格が上昇したことで,交易条件も上昇(改善)し,交易利得が発生した。
5 2020 年第 2 四半期から 2021 年第 3 四半期の実際の個人消費を,所得や人口構成に基づいて推計された個人消費と比較すると,実際の個人消費が推計値を下回って推移し,2020 年の特別定額給付金の効果もあって,家計の現預金保有残高は増加した。
※正答は下段にあります。
問題4 【社会(環境問題・エネルギー)】6月(A日程)試験より
日本のエネルギー政策に関する次の記述のうち妥当なのはどれか。
1 政府は原子力発電所の稼働を再開させたが,これは供給の安定を図るための一時的なものであり,2030 年までに原子力発電所の完全撤廃を目指している。
2 原子力発電に伴い発生する高レベル放射性廃棄物に関して,受け入れを希望する地方自治体があったため,現在希望自治体での廃棄物処理場の建設が進められている。
3 日本の総発電電力量のうち石炭火力発電は 2019 年時点で約 3 割を占める。政府は今後,供給の安定を条件に総発電電力量のうち石炭火力発電の占める割合を減らす方針である。
4 日本の総発電電力量のうち再生可能エネルギー(水力発電を含む)は 2019 年時点で 1 割に満たない。政府は 2030 年までに 2 割に引き上げる見通しである。
5 政府は燃料輸入元の多様化を目指している。しかし,有効な対策がないことから,2019 年時点で原油は 5 割を,液化天然ガスは 9 割を中東に依存している。
※正答は下段にあります。
問題5 【社会(環境問題・エネルギー)】6月(A日程)試験より
日本の環境政策に関する次の記述ア〜オのうちには妥当なものが二つある。それらはどれか。
ア 公害対策の原則として,公害を発生させた企業が公害防止費用や被害補償も行うべきとする汚染者負担の原則や,大気汚染や水質汚濁について,公害発生者に過失がなくても,法的に賠償責任を負わせるとする,無過失責任の原則がある。
イ 環境アセスメント法では,道路やダム,発電所など大規模な地域開発を行った事業者に対し,開発が環境に及ぼした影響について,開発後 10 年前後を目安に評価することを義務付けている。
ウ 循環型社会形成推進基本法では,生産者が製品の廃棄やリサイクルまで責任を負う,拡大生産者責任の考えを取り入れている。また,個別法として容器包装リサイクル法や家電リサイクル法などが整備されている。
エ 地球温暖化対策として,近年政府は 2050 年度をめどに温室効果ガスを 2013 年度比で約50% 削減するという方針を示したが,温室効果ガスの排出を実質的にゼロにするカーボンニュートラルの目標時期を示すことは見送っている。
オ 生物多様性保全に向けた取り組みが行われており,日本の生態系に被害を及ぼす,ツキノワグマ,ムツゴロウ,タガメなどを特定外来生物に指定しており,輸入や飼育が禁止されている。
1 ア,ウ
2 ア,エ
3 イ,エ
4 イ,オ
5 ウ,オ
※正答は下段にあります。
【正答】問題1 正答5 問題2 正答4 問題3 正答5 問題4 正答3 問題5 正答1