東京アカデミー仙台校
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国家試験担当の渡辺です🐶
この秋🍂からの学習が大きく合格に影響します。
前回から引き続き、秋からの学習計画についてご案内します🦗
★アセスメント能力を養おう!
最近の国家試験では「アセスメント」や「優先順位」を問う問題が増えています。このような問題は単なる暗記の勉強だけでは解けないため、「苦手だ」と言う人も多くいます。では、どのようにしてアセスメント能力を養えばよいのでしょうか?
1)臨地実習で養う🏥
臨地実習は、アセスメント能力を養う実践の場です。受け持ちの患者さんの状態をよく観察し、情報を集め、アセスメントする。そしてもう一度、教科書や参考書を見て患者さんの状態を理解しましょう。患者さんの呈する一つひとつのサインの意味を考え、丁寧に知識を確認しながら看護することで必ず皆さんの看護師としての力となります。
優先順位についても、必ず根拠をもって決定するようにしてください。さらに、実習指導者や先生、グループの仲間などの意見もどんどん聞いて、考え方に柔軟性をもたせることも重要です。
2)机上で養う🏫
実習以外でアセスメント能力を養うのはまず、国家試験の状況設定問題を見てみましょう。はじめに事例の症状・検査データから状態をアセスメントしてください。検査データについては基準値を知っておくことが最低限必要ですが、その検査が何を意味するのかということも理解しておいてください。検査データの基準値は例年出題される検査は3 0 項目ほどです。1日1 基準値を覚えれば、1 か月で網羅できます。それほど多くないので、まずは逃げずに、何かに書き出してみてください。優先順位については、まず事例の特徴を考えてください。事例の健康段階(急性期か回復期かなど)、発達段階などの特徴が問題のキーワードになることが多いためです。それらを把握した上で生命の危険度、安楽、安全といったことを考え、優先順位を決定してみてください。「問題集の解答を見てもどうしても納得がいかない」という場合もあるでしょう。そのようなときは、先生や同級生の意見を聞いてみてください。自分の思考回路に柔軟性をもたせるということは、この手の問題を解く上で非常に重要です。いろいろな人と意見交換をし、さまざまな意見を受け入れられるようにしてください。また、問題の解説は問題集によって異なります。違う問題集の解説を見てみるというのも一つの手段としてお勧めです。
★ここ数年、状況設定問題を苦手としている受験生が多くみられます。
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次に続く・・・・・
東京アカデミー仙台校 渡辺でした。