東京アカデミー神戸校
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皆さんこんにちは!東京アカデミー神戸校の公務員担当です。今回は2025年度受験の論文試験で出そうな時事テーマその3です。
テーマは「災害に強いまちづくり」!!
昨年は能登半島地震が発生しましたが、その被災地が大雨による被害も受けるという2二次被害を受けたことからも、公務員としてどのように災害に向き合うべきかといったテーマが出題されることが大いに予想されます。また南海トラフ巨大地震や首都直下型地震がいつ起きてもおかしない状況も念頭に踏まえる必要があります。
ここでは論じるうえで必須のテーマを押さえておきましょう!
・自助
一人ひとりが自ら取り組むこと。
例えば自宅に食品を備蓄する(ローリングストックも知っておこう!)など、この考えのもと日ごろからの災害に対して備えが必要です。
・共助
地域や身近にいる人どうしが一緒に取り組むこと。
近年地域コミュニティの希薄化が進んでおり、共助の不足が指摘されています。
・公助
公務員が果たすべき役割。
ライフラインの復旧や避難所開設などがあります。
・災害関連死
災害で直接的な外傷を負わなかったものの、避難生活によるストレスや不衛生な環境、慢性疾患の悪化など、間接的な要因で死亡するケース。
皆さんが志望する公務員の職種が、災害時に果たすべき役割を論じるとともに、自助・共助の重要性を確認しましょう!
また先にも述べましたが、単身世帯の増加などにより地域コミュニティの希薄化等により自助の力が弱まっていることにも触れる必要があります。
大規模災害時の「公助の限界」という言葉があります。大規模災害時は公的機関自体が被災し、支援をするまで時間を要する場合がありますので、公的機関と地域との連携強化により自助を見直すときにきていることを踏まえましょう。