【教員採用試験】福岡県の不登校対策「アクション3」について

こんにちは。

東京アカデミー福岡校の教員採用担当です。

 

先月より文部科学省施策講座やHRなどでも教育時事についてご案内しています。

特に福岡県・福岡市・北九州市では、いじめ、不登校、障害、学校安全に関する問題が、よく出題される傾向にあります。

福岡県・福岡市・北九州市の過去の出題テーマ（弊社調べ）

・2018年：子供の問題行動、いじめ、不登校児童、発達障害、児童の安全
・2019年：教師の働き方改革、不登校児童、いじめ、障害者、児童の安全
・2020年：いじめ、不登校児童、障害者、学校事故対応
・2021年：児童の自殺予防、いじめ（ネット含）、障害のある児童、学校安全
・2022年：不登校児童、いじめ、虐待、特別支援教育、学校安全
・2023年：不登校児童、障害のある子供の教育支援、児童の安全
・2024年：ウェルビーイング、発達支持的生徒指導、障害のある児童、学校安全

 

福岡県では新たな不登校を生まない学校づくりとして「福岡アクション3」を基にした組織的な取り組みが実践されています。

【2025年3月24日】福岡アクション３（不登校が生じないような学校づくり） - 福岡県庁ホームページ

ステージ１ 日常の支援のアクション
・朝のアクション⇒児童生徒を笑顔で出迎え、顔を見ながら笑顔で挨拶、言葉かけ

・昼のアクション⇒児童生徒の頑張りをたくさん探して認める、チャンスを見つけて、挨拶、言葉かけ

・夕のアクション⇒ 児童生徒が教室から出る姿を見送る、教室を出る際には環境を整える、遅刻・早退・欠席者には、連絡を忘れずに

ステージ２ 早期発見・早期対応のアクション

・1日目のアクション⇒欠席１日で様子をうかがう電話連絡を（※）、 翌日の朝、笑顔で挨拶、言葉かけ

・2日目のアクション⇒欠席２日で安心感を与える電話連絡を（※）、 登校した際に、笑顔で挨拶、言葉かけ

・3日目のアクション⇒ 欠席３日で家庭訪問し、保護者と話を、 学年教員に報告、登校時には、みんなで見守り、チャンスで言葉かけ（※）

※児童生徒にとっては連絡が負担になることもあるため、日常から家庭と連携し本人の状況を把握しておくこと

ステージ３ きめ細やかで継続的な支援のアクション

・分担のアクション⇒支援チームの編成、役割の明確化、不登校支援委員会等で情報、支援方針の共有を、 短期（１か月程度）目標と役割分担、当面の具体策の決定

・共有のアクション⇒□ 当該児童生徒の小さな変化を観察・共有、継続的に、短時間の打ち合わせで共有

・評価のアクション⇒□ 「できないこと」より「できたこと」の評価を、教職員同士の前向きな声かけや励ましを

詳細は⇒福岡アクション3　

 

福岡県・福岡市・北九州市を受験される方は1日完結の県別直前対策講座もおすすめです（通年講座受講生は申し込み不要です）

2025年夏教員採用試験対策　県別直前対策講座《全国版》 | 教員採用試験対策講座 | 東京アカデミー福岡校

【会場（オンライン受講可能）】東京アカデミー福岡校にて対面受講、またはZoomでのオンライン受講（オンデマンドでの復習見逃し配信付き）　

【日時】5/18（日）9：30-11：00　11：15-12：45　の3時間

【受講料】6,000円

 

【2025年夏受験】教員採用試験対策　オンデマンド講座 | 教員採用試験対策講座 | 東京アカデミー福岡校

2025年夏教員採用試験対策　教育時事確認テスト＆解説講義 | 教員採用試験対策講座 | 東京アカデミー福岡校

 

いよいよ来週から本試験の方は頑張ってください。

受験生の皆様のご検討をお祈りしています。