東京アカデミー札幌校
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こんにちは!東京アカデミー札幌校です😉
新学期が始まり、「今年はいよいよ国試の年だな」と感じている看護学生さんも多いのではないでしょうか?
「でも、何から始めればいいかわからない…」
「実習もあるし、そんなに時間が取れない…」
そんな声を毎年この時期によく耳にします。
実は、国試対策を始めるのにぴったりの小さな一歩があるんです。
それが、**「過去問を読むこと」**なんです。
多くの人が、「とりあえず過去問を解かないと!」と思いがちです。
もちろん、解いてみることも大切なのですが、最初の段階では「読む」ことに意味があります。
というのも、国試問題には独特の出題スタイルや表現があるからです。
たとえば──
状況設定の中で、どの情報が“ヒント”になっているか
正解の選択肢はどんな語尾やニュアンスで書かれているか
「最も適切なもの」「最も優先されるもの」など、“判断基準”を問う設問のクセ
こうした“国試の空気感”にまず慣れることが、
これからの学習効率を上げるためにとても大切です。
「読むだけで意味あるの?」と思うかもしれませんが、
むしろ最初は**「読んで感じる」ことを目的にして大丈夫です。**
たとえばこんな風に読んでみてください:
「この疾患、実習で見たことあるかも」
「この症状、○○科のことかな?」
「看護師としてどう行動するか、問われているんだな」
読むことで、“点”だった知識が“線”になり、
**「この先どう勉強していくか」**の見通しが立ちやすくなるんです。
さらに!
この「読む過去問」は、これから始まる実習にもつながっていきます。
たとえば国試の状況設定問題では、
患者さんの状態を見て「何を優先して看護すべきか?」という判断力が問われます。
これに慣れておくと、実習でも──
「この看護師さん、なぜ今この行動をしたんだろう?」
「ここを優先した理由は何だろう?」
という“プロの視点”に気づけるようになります。
過去問を読んでおくことで、実習の中でも
「これは国試につながる場面かも」と気づくセンサーが育っていくんです。
「やってみたいけど、忙しくてまとまった時間が取れない…」
そんな方には、まず過去問1年分を“読むだけ”でOK!
ポイントは:
正解・不正解は気にしない
気になった語句や内容にふせんをつける
疾患名・看護ケア・症状など、何科の話かを意識する
こうすることで、実習や授業と“ゆるやかにつながる”感覚がつかめます。
読んでいるだけで、「あれ、これ実習で先生が言ってたことだ」と思える瞬間が必ずありますよ。
最初の一歩は、**「できることから始める」**こと。
そして「過去問を読む」という一歩には、
自分の中にあった知識や経験を“つなげていく”力があります。
焦らなくて大丈夫。
でも、今ここから始めておけば、必ず未来の自分の助けになります。
次回は、「実習で見ておくと国試に役立つポイント」についてお届けします。
お楽しみに😁
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