【大卒公務員】2024年（令和6年）10月1日現在の人口推計発表

東京アカデミー秋田校です。

総務省統計局から、2024年（令和6年）10月1日現在の人口推計が発表されました。

要点は以下のとおりです。

総人口　55万人減少、14年連続減少　日本人の人口は減少幅が13年連続で拡大

• 総人口は１億2380万2千人で、前年に比べ55万人（-0.44％）の減少となり、14年連続で減少。
• 日本人の人口は１億2029万6千人で、前年に比べ89万8千人（-0.74％）の減少となり、13年連続で減少幅が拡大。

18年連続　自然減少、減少幅は拡大

• 自然増減は89万人の減少で、18年連続の自然減少となり、減少幅は拡大。
• 男女別にみると、男性は45万3千人の減少、女性は43万7千人の減少となり、男性は20年連続、女性は16年連続の自然減少。

日本人は2年ぶりの社会減少、外国人は3年連続の社会増加

• 社会増減は34万人の増加で、3年連続の増加。
• 日本人・外国人の別にみると、日本人は２千人の減少で、2年ぶりの社会減少。外国人は34万2千人の増加で、3年連続の社会増加。

15歳未満人口は前年比34万3千人減少、65歳以上人口は前年比1万7千人の増加

• 15歳未満人口は1383万人で、前年に比べ34万3千人の減少となり、割合は0.2ポイント低下の11.2％で過去最低。
• 15～64歳人口は7372万8千人で、前年に比べ22万4千人の減少となり、割合は59.6％で前年に比べ0.1ポイントの上昇。
• 65歳以上人口は3624万3千人で、前年に比べ1万7千人の増加となり、割合は0.2ポイント上昇の29.3％で過去最高。

　　うち75歳以上人口は2077万7千人で、前年に比べ70万人の増加となり、割合は0.7ポイント上昇の16.8％で過去最高。

人口増加は東京都と埼玉県の2都県

• 東京都の人口増加率は0.66%と最も高く、前年に比べ0.32ポイント拡大。
• 埼玉県は0.01％と人口減少から人口増加に転じる。
• 人口減少は45道府県。
• 人口減少率が1％以上となったのは、秋田県（-1.87％）、青森県（-1.66％）、岩手県（-1.57％）など18県で、前年から3県増加。

15歳未満人口の割合が75歳以上人口の割合を上回るのは、沖縄県のみ

• 15歳未満人口の割合が最も高いのは、沖縄県（15.8％）。
• 15～64歳人口の割合が最も高いのは、東京都（66.8％）。
• 65歳以上人口及び75歳以上人口の割合が最も高いのは、いずれも秋田県（39.5％、22.0％）。
• 15歳未満人口の割合が75歳以上人口の割合を上回っているのは沖縄県のみ。

 

人口問題は、公務員試験の時事問題として頻繁に出題されます。

論文試験や面接試験でも人口問題に関する記述や発言を求められることも多く、こうしたデータを引用して織り込むことで、

単なる「増えた」「減った」の説明に留まらない、説得力のある記述や発言ができるようになります。

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