東京アカデミー青森校
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こんにちは。東京アカデミー青森校です。
今回は、2025年試験で押さえておくべき答申・資料とポイント⑧で、『『令和の日本型学校教育』を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について~『新たな教師の学びの姿』の実現と、多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成~』です。
本答申に関しては、2024年夏試験にて岩手県、神戸市、宮崎県の3自治体で出題されました。また、関連資料である「令和の日本型学校教育」の在り方を示した「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと協働的な学びの実現~(答申)」(10/20(日)の「今週の1問」参照)に関する出題が秋試験を含めて15問見られます。
全体で57ページの答申ですが、ほぼ第1部の「2.子供たちの多様化と社会の変化」「3. 教師の養成、免許、採用、研修に関する制度及び実態」「4. 今後の改革の方向性」から出題されています。2023年夏試験も同様に上記分野からの出題でした。
この答申は「令和型答申」の一部または延長と位置づけられているため、関連付けて学習する必要があります。まずは「令和型答申」で示された、「令和の日本型学校教育」を担う教師及び教職員集団の姿を捉えましょう。その上で「今後の改革の方向性」を掴んでいきます。今回出題された箇所では、「新たな教師の学びの姿」として①子供たちの学び(授業観・学習観)とともに教師自身の学び(研修観)を転換し、「新たな教師の学びの姿」(個別最適な学び、協働的な学びの充実を通じた、「主体的・対話的で深い学び」)を実現 ②養成段階を含めた教職生活を通じた学びにおける、「理論と実践の往還」を実現する(理論知(学問知)と実践知などの「二項対立」の陥穽に陥らない)、と述べられています。各論部分については、「養成」「免許」「採用」「研修」どの分野からのアプローチなのか、整理しながら制度や取り組みを確認していきましょう。
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