東京アカデミー池袋校
ブログ
こんにちは😉
東京アカデミー池袋校の国試担当です!!
さて、管理栄養士国家試験まであと33日。
1月中は、「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」に関して集中的に学習していきたいと思います。
この科目は、応用力試験に次ぎ問題数が多く、「基礎栄養学」や「応用栄養学」、「臨床栄養学」の内容ともつながってきますのでしっかり覚えていきましょう🖊
昨日のブログはコチラ👈
第34回32
内分泌疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(1)抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)では、高ナトリウム血症がみられる。
(2)バセドウ病では、血清甲状腺刺激ホルモン(TSH)値の上昇がみられる。
(3)原発性甲状腺機能低下症では、血清クレアチンキナーゼ(CK)値の上昇がみられる。
(4)クッシング症候群では、低血糖がみられる。
(5)原発性アルドステロン症では、高カリウム血症がみられる。
正答(3)
【解説】
内分泌疾患 |
症状 |
抗利尿ホルモン不適合分泌症候群 |
抗利尿ホルモンはバソプレシンのこと。 |
バセドウ病(甲状腺機能亢進症) |
甲状腺ホルモンの分泌が上昇。負のフィードバックにより甲状腺刺激ホルモンが減少。 |
原発性甲状腺機能低下症 |
主な原因は橋本病。甲状腺ホルモンが減少。正のフィードバックにより甲状腺刺激ホルモンが上昇。血中クレアチニンキナーゼは筋肉に多く含まれている酵素で上昇すると、心筋や骨格筋の障害を疑う。(例:心筋梗塞)これらの筋肉に障害が特定できない場合に甲状腺機能低下症が疑われる。 |
クッシング症候群 |
下垂体前葉の副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)産生下垂体腫瘍により、ACTHが過剰に分泌されて起こる。主な症状は、コルチゾールの分泌が上昇することで血糖値上昇、脂肪組織増加によるムーンフェイス。アルドステロンが上昇することで、高血圧など症状は多岐にわたる。 |
原発性アルドステロン症候群 |
アルドステロンが上昇。アルドステロンは、ナトリウムを再吸収、カリウムを排泄促進するホルモンのため、アルドステロン症候群では、高ナトリウム血症、低カリウム血症を引き起こす。 |
2時間で100問を解いていただくため、本番と同じスピード感で解く練習になります!
問題演習後の解説講義で直前期に押さえるべきポイントを確認できます💡
くわしくはコチラから👈
※通年講座受講生はカリキュラムに含まれるため、お申込み不要です。