東京アカデミー大阪校
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みなさんこんにちは。東京アカデミー大阪校の公務員担当です。
「人口に関することは公務員試験で必須です!」としつこく唱えている筆者ですが、注目のニュースが飛び込みました。
1/24に厚生労働省が2024年の人口動態統計(1月~11月)を公表。前年同期比5.1%減の66万1577人でした。
昨年の出生数は72万7288人(過去最少)だったので、さらに記録を更新し、日本人だけの出生数は通年で69万人程度となる見込みです。
こちらの最新のデータを踏まえつつ、人口に関する予想問題にチャレンジしてみよう!
【予想問題】
次の日本の人口に関する記述のうち妥当なものはどれか
1 厚生労働省が発表する「人口動態統計」は、国内に住む外国人を含む「概数」と、外国人を除いた「速報値」がある。
2 65歳以上の高齢者人口は2030年にピークを迎える予想だ。
3 日本人の平均寿命(2022年)は、男女ともに世界一となっている。
4 出生数は1999年以降120万人を下回り、2016年に100万人を割り込んだ。
5 合計特殊出生率は2005年に戦後最低となる1.26を記録して以降、下降を続けている。
【解答と解説】
1 誤り
「概数」と「速報値」を入れ替えれば正しい
毎月下旬に2カ月前の速報値を公表し、その数か月後に概数を公表する。
2 誤り
2043年に3953万人でピークを迎える推計で、その後は減少する。なお高齢化率は、2020年に28.6%だったが上昇し続け2070年には38.7%と推計される。
3 誤り
男性81.05歳で4位、女性87.09歳で1位である。ちなみに男性の1位は、81.60歳のスイスである。
4 正しい
2016年に100万人を割り込み、2024年に70万人を割り込む予想ということは、たった8年で約30万人減少しているということですね。
5 2005年に戦後最低となる1.26を記録したことは正しいが、その後しばらくは上昇を続けた。これは団塊ジュニア世代(1971~1974年生まれ)の女性が出産適齢期を迎えた為だと考えられている。
・団塊の世代=第1次ベビーブーム=1947年から~1949年生まれ
・団塊ジュニア世代=第2次ベビーブーム=1971年から~1974年生まれ
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