東京アカデミー池袋校
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みなさまこんにちは、こんばんは。
東京アカデミー池袋校の公務員担当です。
自治体・職種別 2025年の採用試験はこうなる! ~東京消防庁消防官Ⅰ類編~
東京消防庁消防官1類採用試験は1年に2回実施されます。(2021年は例外的に1回しか行われませんでしたが……。)
2024(令和6)年からは試験内容が大きく見直され、以下のように変更されました。
・受験年齢の上限を35歳まで引き上げ
・1類1回目採用試験の1次試験にSPI3で受験できる枠を新たに導入
*1回目試験では教養試験とSPI3のいずれかを選んで受験できるようになりました。なお、2回目試験にはSPI3枠の設定はありません。
・2次試験の面接および身体・体力検査を1日にまとめて実施
2024(令和6)年の1回目試験・SPI3枠は会場でのペーパーテスティングで行われましたが、2025(令和7)年の1回目試験ではテストセンター方式に変更されることがすでに公表されています。全国のテストセンターで受けられるほか、過去1年以内にSPI3(テストセンター)の能力検査を受けたことがある場合には前回の結果を用いて受験することができるようになり、受験者の負担は2024年に比べてさらに軽減されます。なお、論文試験に関しても、これまでの「1時間半・800~1200字」から「1時間・600~800字」へと変更されることになりました。答案を書く練習をするさいには、最新の字数・時間を想定して行う必要があります!
現時点で、2025(令和7)年の消防官Ⅰ類採用試験は次のような内容で実施される予定になっています。
★消防官Ⅰ類採用試験1回目
・1次試験=従来型の教養試験またはSPI3(選択できる)+論文試験
*SPI3はテストセンター方式。全国のテストセンターで受けられる。過去1年以内の受験結果の利用も可。
・2次試験=面接および身体・体力検査
★消防官Ⅰ類採用試験2回目
・1次試験=教養試験+論文試験
・2次試験=面接および身体・体力検査
2025年1回目試験の1次試験では教養試験、SPI3のどちらで受験すべきでしょうか。 民間企業との併願をお考えの方なら迷わずSPI3で受ければよいでしょうね。一方で、他の自治体の消防を併願していく予定の方は教養試験方式を選ぶほうが合理的だと思われます。(他の消防の試験では結局、教養試験で受けなくてはならないため。)
なお、教養試験で受ける場合には、最新の出題内訳をよく確認してください。以前の東京消防庁消防官Ⅰ類採用試験の教養試験では「数学・理科の出題数が異様に多い」のが特色だったのですが、現在はまったくそうではなくなっています。(ただ、東京消防庁ならではの独自の出題分野・パターンというものはいまも存在するので注意!)
※東京アカデミー池袋校では2025年1~2月にかけて、主要な自治体・職種別に最新の試験内容に合った戦略を考えるイベントを開催予定です。ぜひチェックしてください!
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