東京アカデミー大阪校
ブログ
皆さん、こんにちは。
冬の感染症対策は、意識されていますでしょうか?
本試験前に体調を崩すことのないよう、できる範囲で予防しておきたいものですね。
冬の感染症といえば、「インフルエンザ」。「コロナ」禍では、インフルエンザの患者はほとんど発生しませんでした。これは、コロナ対策で国際交通を止めたことや、手洗いやマスク着用などの予防対策を強化したためです。
患者が発生しなかった間に、私たちのインフルエンザへの免疫が低下したためか、昨年の冬はインフルエンザが大流行しました。
また、「ノロウィルス」による下痢症も、冬の感染症の代表のひとつです。このウイルスは経口感染が主で、汚染された食品を食べてうつるルートがよく知られています。これに加えて、患者が触ったドアノブなどにノロウイルスが付着し、それを健康な人が手で拾い、無意識に口に運んで感染するルートが多いようです。
コロナ対策として手洗いを強化していた期間は、後者のルートを遮断できたので、ノロウイルスの感染を減らせました。さらにマスク着用により、手で口を触る行為が減らせるので、これも有効な予防となっていたと考えます。
第5類に移動した「コロナ」も含めて、今一度、感染予防を見直しておきたいものですね。
では、いつもの過去問チェックです。
(第108回 午前問題15)
感染症の潜伏期間で最も長いのはどれか。
1.インフルエンザinfluenza
2.結核tuberculosis
3.ノロウイルス性胃腸炎norovirus gastroenteritis
4.流行性耳下腺炎mumps
正解は「2」です。
結核の潜伏期間は個人によって異なりますが、一般的には2〜10年とされています。結核菌が体内に感染してもすぐに症状が現れるわけではなく、長い間潜伏していることがあります。
インフルエンザは、1~3日、ノロウィルスは1~2日、流行性耳下腺炎 潜伏期間
流行性耳下腺炎の潜伏期間は2~3週間です。
★毎年大人気の冬期講習!現在受付中です!
教室対面は〈こちら〉
Zoomオンラインは〈こちら〉