東京アカデミー秋田校
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皆さんこんにちは、東京アカデミー秋田校です。
1月27日(月)は第1回全国公開模試の成績配信日(※論作文は2月7日配信予定)でした。受験された方は、現在の成績や合格判定度等を見て一喜一憂されているのではないでしょうか。
これから3月、4月、5月と立て続けに全国公開模試、自治体別模試が実施されます。特に4月以降は現職の講師層も本格的に学習に乗り出す時期。
今回の模試の結果を見て焦りを感じている人は、今のうちに自分の苦手分野を把握して対策を始めましょう!
さて、2020年試験に向けた対策コラム第4弾は、筆記試験の「一般教養」についてお伝えします。
自治体によっては教職教養のみ出題される場合もあるため、必ず志望先の出題形式はチェックしましょう。
一般教養試験では、主に国語・英語・数学・理科・社会の5教科から出題されます。その内容は、中学校から高校で学習する内容を押さえておけば対応できるものがほとんどです。ただし、音楽、美術、保健体育、家庭、情報を含む広い出題範囲を扱う自治体も中にはあります。
一般教養試験は各都道府県・市において、以下のような違いがあるため、志望する都道府県・市の過去問題を少なくとも3年分は分析し、傾向に沿った学習をする必要があります。
また、近年の傾向として、時事問題やご当地問題、一般常識的な問題を出題する自治体が増加しています。時事問題は基本的な内容を問うものがほとんどですが、ご当地問題は、その地域の地理、歴史、政治、経済、出身人物などを広く問うため、受験する自治体や教育委員会のホームページなどから様々なデータを把握しておく必要があります。
なお、秋田県の教養試験は全国で唯一「総合教養」形式をとっており、「教職教養試験」「時事問題試験」で構成されております。他の自治体で出題される「一般教養」とは出題傾向が大きく変わりますが、「時事問題」の中でも上記と同様に、直近の社会時事から秋田県内で起きた出来事、各分野の先駆者、英字新聞からピックアップされた話題等から広く出題が見られます。先述の通り、秋田県を志望する方はまずは過去問を分析し、どのような特徴がみられるかを自分なりに考え、優先順位の高い分野を絞り込んでみてください。
【次回予告】
次回のコラムでは、小学校の専門試験についてご案内します。
特に秋田県では採用枠が著しく広がっている教科でもあります。小学校を志望先に考えている方は、今年度の合格を目指していきましょう!