新学習指導要領「伝統や文化に関する教育の充実」に思うこと

みなさん明けましておめでとうございます。

とは言うものの、20年前・30年前と比べても新年らしさというかお正月らしさのようなものの姿が薄れてきています。
それでもなお、他の年中行事に比べれば伝統的な行為や行事が残っている方であるのも間違いないですね。

伝統や文化に関する教育の充実

言うまでもなく、新学習指導要領の「２．教育内容の主な改善事項」（３）に書かれている文言です。現場の先生方の中には、お正月行事を身近な伝統文化として冬休みの宿題に取り入れている方もいる事でしょう。けれど今年の夏に教採を受験する学生のみなさんの中には、「伝統や文化」を言葉として理解していても、身近なものと感じられていない方もいることでしょう。
しかし、「伝統や文化」を身近な自分の生活と密着したものと感じられてこそ、この教育の充実がなぜ大切なのか本当に理解できる、そして論文や面接で語ることができるのではないかと思います。我々にとってお正月がどのようなものか分かってこそ、クリスマスやハロウィーンが西洋の人にとってどのようなものか分かる入り口になりますし、そうなってこそ本当のグローバル化が学校教育の中で生きていくのだろうなと感じています。

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