東京アカデミー新潟校
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こんにちは。新潟校教員採用担当です。
先週末に、教員採用受験対策講座の受講生と「三者面談」を実施しました!
私「来週三者面談を行いますので、面談シートを記入して当日持参してください。」
受講生・講師「え、親も一緒??」
学校の世界で三者面談といえば、もちろん、「生徒」「保護者」「先生」の三者ですよね。受講生・講師には、わ・ざ・と驚かせる言い方をしましたが、今回の三者面談は、「受講生」「講師」、そして「教務(わたし)」でした。
もちろん、保護者様のご来校も大歓迎です。現在受講されている方の中には、最初はご両親のみが無料ガイダンスにご参加されたという受講生もいらっしゃいます。
ただ、今回は管理職経験者である講師が「講師の仕事が忙しくて勉強時間が取れない」「転職理由がうまく面接で言えない」などの悩みに対して一つ一つアドバイスさせていただくことが目的でしたので、上記の三者で面談を行いました。
※受講生に了承をいただき、自筆の面談シートを加工しました。
講師の面談シートはメモで真っ赤になってました。
中でも多い質問が「新潟県(新潟市)以外の自治体を受験した方がいいですか?」と併願についての質問です。
教員採用試験は就職試験ですから、本来1つしか受けないということはあり得ないのですが(民間企業を1社しか受けない大学生はいませんよね)、すでにご結婚されていらっしゃる方など家庭環境的に併願が難しい方もいらっしゃいますし、公立学校の採用試験に限って言えば全国で68の自治体でしか試験が行われずかつ近隣の自治体は1次試験の日程を合わせてきますので、制度的に併願がしにくい状況でもあります。
しかし、環境が許す限りにおいては、やはり併願をおススメします。併願をすると、
★単純に合格可能性が上がります。2019年夏の試験において、新潟校通学講座受講生で複数の自治体を受験した受講生は全員が少なくともいずれかの1次試験は合格しています。現役大学生に限っては、複数自治体受験者は100%最終合格しています(ランク別搭載の自治体はすべてのランクを含む)。
★複数の自治体の2次試験を経験することで、人物試験に慣れ、より実力を発揮できるようになります。
★仮に第2志望以下の自治体に最終合格しても、「最終合格した」という結果は大きな自信につながるでしょう。
★講師を続けながら毎年採用試験を受験する場合と、他の自治体の正規教員として勤務しながら再受験する場合とを比較した場合、やはり正規教員には講師では得られない経験を積むことができますし、他の自治体での勤務経験があるからこそ、比較したうえでの地元の教育に関わりたいという思いも、より具体的に語れるようになるでしょう。
今年は、4年ぶりに新潟県・新潟市と関東の各自治体と1次試験の日程が異なりました。採用者数が比較的多く、新潟からの交通の便もよい関東の各自治体と併願ができれば、受験生にとってはありがたいですね。
年末年始、併願を決めている方も、迷っている方も、事情で併願ができない人も、いろいろな自治体のHPを見て、採用試験の情報や目指す教師像などをチェックしてみてください。そうすれば、新潟県・新潟市を受験する際にも、「地元だから」を超える、「他の自治体にはない○○がしたい」という志望動機が言えるようになるかもしれません。
良いお年をお迎えください。