東京アカデミー仙台校
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こんにちは
東京アカデミー仙台校 工藤です。
このシリーズでは初学者向けの試験対策をしていきます。
第一弾は、教養試験について紹介します👦
①試験の特徴
まず、試験内容は筆記試験、人物試験、論作文試験、実技試験・適正検査の4つに分類できます。
その中で、筆記試験は教養試験と専門試験、教養試験は一般教養と教職教養に分けられます。
試験日程は、自治体毎に異なるため日程によっては併願が可能で
特に試験日が早い高知県は倍率が高い傾向にあります。
一般教養では、国語・算数・理科・社会・英語のほか
自治体によっては、美術・音楽・保健体育・情報・自治体ならではの出題・時事問題・一般常識などが出題されます。
岩手県や福島県など、一般教養の出題が無い自治体もあります💡
教職教養は、教育原理・教育法規・教育心理・教育史・教育時事の5分野に分けられます。
教職教養は全ての自治体で出題され、たとえば宮城県・仙台市では、教育原理と教育法規の出題が多い傾向があります💡
②試験の対策
試験を攻略していくうえで最も重要なのは、情報です。
一般論として資格試験の勉強法では、過去問を解き難易度や出題傾向の分析が重要でしょう。
しかし、最新時事に相当する文部科学省による発表資料の取り扱いについて
ここ10年間では宮城・仙台でしか出なかった資料もあれば、多くの自治体で出題されたメジャーな資料もあります。
問題数に関しても、0問の年もあれば、7問出題された年もあります。
このように、宮城県・仙台市だけで見ても大きく変動するのが傾向です。
そのため、数年分解くだけでは統計として十分と言えず、これらの傾向や知識を独学で網羅するのは非常に困難です。
また、教職教養は場面指導など人物試験においても重要なので、暗記だけに頼らない深い理解と模擬授業や場面指導での応用が必要となります。
ちなみに、宮城県・仙台市の教職教養で取り扱われた同資料で、もっと繰り返し出題されたのは、
「体罰の禁止及び児童生徒理解に基づく指導の徹底について(通知/H25.3.13)」
※別紙:学校教育法第11条に規定する児童生徒の懲戒・体罰等に関する参考事例含む」で、3回(3年)出題されています。
2023年以降、どのテーマが重視されるのか、「生徒指導」「学校安全」「防災」「ICT」・・・東京アカデミーの分析と予測をご活用ください。
次回は実際に過去問を解いてみましょう。
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