東京アカデミー大宮校
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こんにちは。教員採用試験の予備校=東京アカデミーの安西です。
本日は「集団討論の傾向と対策」について分野ごとに説明いたします。
【集団討論】※一般的な流れ(自治体毎に詳細確認が必要です。自治体により、「集団協議」ともいいます。)
・実施時間は、15~60分程度
・あらかじめテーマが示され、試験管の前で複数の受験者が討論を行います。
・流れは、入室→説明およびテーマの提示→討論の準備(テーマに関する構想、司会者の選出、自己紹介など)→討論→退室
◇テーマは自治体ごとに傾向があります。
全国的に見ると課されるテーマは、生徒指導に関するものや、教育時事的なもの、さらには「少子高齢化」「オリンピック」などの社会時事までおよびます。また、あらかじめ状況設定されているテーマもあります。例年似たようなテーマを出題する自治体が多く、受験先のテーマは確認が必要です。
・テーマ例
児童虐待・学級経営・体罰の防止・食育の推進・いじめへの対応・道徳教育の充実・・・・・等
状況設定タイプでは、最近、あなたの学級で、授業中に私語や立ち歩きをする児童(生徒)が増え、授業に支障が出てきた。このような状況となっている理由としてどのようなことが考えられると思いますか。また、この問題を解決するためには、どのように取り組みますか。
◇進行方法も自治体により異なります。
通常はテーマが発表された後に自由討論を行うことが多いが、自治体によっては、司会の有無・メモの使用可否・挙手制・討論後に試験官からの質疑応答があるといったこともあります。テーマ同様に志望自治体の傾向を確認しましょう。
【評価の観点と対策】
集団討論は、1つの集団の中で各受験者がどのような行動をとるかという点から、教員としての適性を評価します。発言の順序や回数だけが重視されるわけでなく、協調性、コミュニケーション能力、主体性、構成力(計画的な進行など)といった全体が評価対象です。以下の点を意識して臨みましょう。
・他の受験者との協調性
・他の受験者の意見を聞く態度
・説得力
まずは志望自治体の出題傾向をチェックし、今後出題が想定されるテーマについて、キーワードを洗い出し、自分の意見をまとめましょう。
さて、東京アカデミーでは、現在、
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東京アカデミー大宮校 教員採用試験対策講座
https://www.tokyo-ac.jp/school/kanto/omiya/course-list/adoption/
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