東京アカデミー仙台校
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宮城県・仙台市の教員採用試験を受験予定の皆さま。一次試験まで残り2カ月余りとなりました。
ここからの頑張りで大きく変わります。最後まで貪欲に対策を進めていきましょう。
宮城県・仙台市教員採用試験の教職教養は、教育原理、教育法規、教育心理、教育史、教育時事から幅広く出題されるのはご承知のところと思います。
直前期勉強法)まずは、覚えておけば確実に正解できる定番のテーマ(ここは確実に得点しないと厳しいです)・・・繰り返し学習で記憶を確実にしておこう!
例)教育法規:覚えていればほぼ解ける問題です。主だった法令の大事な(頻出の)条文を、今一度、おさらいしておきましょう。
★学校教育法:頻出条文は、第1条(学校の定義)、第11条(児童生徒の懲戒)、第12条(健康診断等)、第16条(義務教育年限)、第19条(就学の援助)、第21条(義務教育の目標)、第34条(教科用図書)、第35条(児童の出席停止)、第37条(職員)
★学校教育法施行規則:頻出条文は、第24条(指導要録)、第25条(出席簿)、第26条(懲戒)、第28条(備付表簿、その保存期間)、第48条(職員会議)、第49条(学校評議員)、第60条(授業終始の時刻)、第78条の2(部活動指導員)
同ブログにて、各法令の頻出条文をご案内していますので、参考にしてください。
そして、国の教育施策など、発表されている資料の読み込み、理解が必要な問題:どの資料が出るかの予想が必要ですね。
出題予想には・・・過去の出題資料の把握と傾向の理解が必要です。そこで、直近5年間の出題状況を記しておきます。
宮城県・仙台市教員採用試験の教職教養で出題された国の教育施策に関する出展資料・・・いつの資料が出ていたか!
1)2018年7月実施の本試験では
➡2013年、2018年の資料から計2問の出題
➡2018年の資料とは、その年の3月に出された「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」でした。試験の4カ月前の資料です。
2)2019年7月実施の本試験では
➡2011年、2012年、2019年の資料から計3問の出題
➡2011年の資料とは、2002年策定、2011年変更の「人権教育・啓発に関する基本計画」でした。この資料は全国各地で何度も繰り返し出題された資料です。
➡2019年の資料とは、その年の2月に出された「児童虐待防止対策に係る学校等及びその設置者と市町村・児童相談所との連携の強化について」でした。試験の5カ月前の資料です。
3)2020年7月実施の本試験では
➡2013年、2019年の資料から計2問の出題
➡2013年の資料は、2018年7月試験でも出題された「いじめの防止等のための基本的な方針(2013.10策定、2017.3改定)」でした。
4)2021年7月実施の本試験では
➡2013年、2017年の資料から計2問の出題
➡2013年の資料とは、「学校防災のための参考資料 「生きる力」を育む防災教育の展開(2013.3改訂)」でした。東日本大震災から10年の節目が関係しているのでしょう。
上記の通り、宮城県・仙台市では、試験前の2~3年以内に出された新しい資料だけではなく、5年以上前のものでも、知っておくべき内容として出題される傾向があります。
さて、2022年7月の試験での出題予想はどうでしょう。
①まずはここ1~3年の大事な資料のチェック
②それ以前であっても、宮城県・仙台市の教育の実践に必要と考えられる資料
東京アカデミーの教員採用試験、ブログ等に多くのヒントを掲載していますので、ご活用ください。
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