東京アカデミー仙台校
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こんにちは 😀
工藤です
今回の時事対策は日本経済の金融事情です💰
前回が経済動向でしたので、今回は関連したものを取り扱ってみました
皆さん資産運用はご存知ですか?
大多数の人は全世界株式や某国へのインデックス投資が正解とも聞きます
金融庁からNISAという投資のチュートリアルのような制度も施行されました
昨年、岸田首相が金融所得税を検討する意向を示されておりましたね
投資をするのであれば、余剰資金で計画的に慎重に取り組みたいものです
気になった方は「シーゲル 投資」で調べてみてください
おもしろい対数グラフが出てきます
まずはこれまでの金融政策の変遷を書いておきます
1999~2000年 ゼロ金利政策
2001~2006年 量的緩和政策
2010~2013年 包括的な金融緩和政策
2012年 「中長期的な物価安定の目途」の導入、時間軸の明確化
2013年~、2014年~ 量的・質的金融緩和
2016年~ マイナス金利付き量的・質的緩和政策
マクロ経済で投資は利子率の減少関数ということを習いました
これまでの変遷を見れば、利子率の低下を図る政策により投資を促したいことが分かりますね
金融緩和→貨幣供給量増加→物価上昇→デフレ脱却
とても簡単に言えば上記の流れを意図しているのだと思います
「量的」では、日銀が国債や手形を買い取り、民間金融機関の投資を図る
「質的」では、長期国債やETFなど買い入れ資産の多様化し、企業の投資を図る
どちらも市場への貨幣供給量を増やすという点では同じですが
政策の内容や投資を促す対象が異なりますね
利子率は、貨幣価値とほぼ同義であること
金融政策には金融緩和と金融引き締めがあること
具体的には、公定歩合政策・公開市場操作・支払準備率(法定準備率)操作の3つがあること
これらはすでに経済学で学んだことと思います
また、お金の価値は宗教における神のような絶対的なものではなく、相対的なものです
とても極端な例を言えば、執筆現在(2022年4月29日)1$130円前後で円安の状況です
ということは、数字上銀行に預けているお金の量は変わりませんが
実質的な価値(一定金額で購入可能な商品の個数)は下がり続けているわけですね
古典派の第一公準とか覚えてますか?
この他にもイールドカーブなど諸々ありますが、ぜひ自分で調べてみてください
アクティブラーニングという言葉があり、自発的な学習は効果が高まります
財政学や経済学のテキストと一緒に時事蔵を参考にしながら学習を深めていただければと思います
講座で学んだことを活かしながら一緒に時事問題を見ていきましょう!!
現在東京アカデミーでは、コロナ対策を十全に行ったうえで人物試験対策を行っております
特に集団面接や集団討論なんかは東京アカデミーでしか出来ないので、ぜひご参加ください!
Point
・今日の金融政策はどうなっており、その背景には何が考えられますか?
・諸外国の金融政策はどうなっていますか?
・あなたはこの件についてどう思いますか?
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