東京アカデミー福岡校
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皆さんこんにちは!
早いもので今年も残すところあと1ヶ月をきってしまいました...。悔いなく2019年を終えられよう、残り27日で今年やり残したことに精一杯取り組んでみてください!
さて今回は、東京アカデミー『2019年度高卒程度公務員本試験の分析』を踏まえた教養試験対策のポイントについてお伝えします。今回は【一般知識編】です。
これから公務員試験対策を始める方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
【参考:2019年度地方初級(9月29日実施試験)出題内訳】
No. |
科 目 |
出 題 内 容 |
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1 |
一般知識分野 |
政 治 |
日本国憲法で定める基本的人権の条文の分類 |
2 |
日本国憲法における国家権力相互の関係 |
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3 |
日本の政治と選挙 |
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4 |
経 済 |
GDP(国内総生産)と経済成長率 |
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5 |
日本銀行について |
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6 |
社 会 |
日本の労働状況 |
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7 |
日本におけるごみ問題とリサイクルの取り組み |
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8 |
世界を6つの地域に分けたときの人口状況 |
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9 |
地 理 |
愛知県・岡山県・東京都の製造品出荷額のうち、上位3位を占める産業 |
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10 |
ケッペンの気候区分 |
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11 |
オーストラリアについて |
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12 |
日本史 |
織豊政権について |
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13 |
明治時代初期の諸政策 |
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14 |
世界史 |
中国王朝 |
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15 |
第二次世界大戦以後のアメリカの対外関係 |
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16 |
国 語 |
四字熟語の読み方 |
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17 |
対義語と類義語 |
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18 |
敬語の使い方 |
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19 |
数学 |
Xy平面上の直線y=½x+1を、直線y=3に関して対象移動した直線とx軸との交点のx座標 |
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20 |
物 理 |
鉛直投げ上げ運動 |
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21 |
化 学 |
中和 |
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22 |
化 学 |
気体の性質 |
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23 |
生 物 |
ヒトにおけるインスリンによる血糖値の調節 |
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24 |
生 物 |
酵素の種類 |
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25 |
地 学 |
地震について |
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27 |
一般知能分野 |
文章理解 |
英文 ある水泳選手について(要旨把握) |
28 |
英文 アメリカの企業について(要旨把握) |
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29 |
英文 ログイン情報の安全性について(要旨把握) |
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30 |
現代文 脳死状態について |
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31 |
現代文 フランス人の考え方について |
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32 |
現代文 死について |
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33 |
現代文 初心者のメンター(師)について |
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34 |
現代文 批評について(空欄補充) |
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35 |
判断推理 |
A~Eの5人の中で代表を1人決めるとき、代表は誰か |
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36 |
A~Gの7人が背の低い順に並んだとき、確実に言えること |
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37 |
東西に4つの3階建の棟にA~Eの5人が住んでいるとき、確実に言えること |
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38 |
A~Eの5人の月曜から金曜までのアルバイトの出勤について確実に言えること |
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39 |
数的推理 |
1~100までの整数を等間隔で記入した紙を数字と数字の間で切って10枚の紙片を作り、それらをすべて左端に揃えて並べたときの右端と左端の合計の差 |
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40 |
空間把握 |
歯車を移動させたときの図形 |
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41 |
24個の正方形でできた長方形に太線を引き、6個に分けたうちの1つの図の形はどれか |
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42 |
円柱の積み木を積み上げたものをAとBの方面から見たときの積み木の最小個数 |
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43 |
立方体の頂点Aから頂点Bに向かう矢印を描いたときの図 |
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数的推理 |
A~Cの3人がじゃんけんをし、Aを含む2人が勝つ確率 |
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44 |
三角形の辺の○には1~9の数字が入り、辺の合計は20になる。a+b=16、c+d=8であるときのc+dの値 |
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45 |
168に2桁の数字を掛けるとある数字の2乗になるときの十の位と一の位の和 |
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46 |
水槽から水を1分間にxくみだすときのxの範囲 |
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47 |
往復運賃と片道運賃 |
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48 |
400メートルのコースをAは時計回りに、Bは反時計回りに走ったとき、BがAに追いつかれるまでの距離 |
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49 |
資料解釈 |
人口と世帯に関する資料解釈の問題 |
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50 |
木材の供給率と自給率に関する資料解釈の問題 |
(※こちらの出題内訳は、実際に試験を受けた受講生の皆様にご協力頂いた聞き取り調査により判明したものです。地方初級の試験問題は原則非公表で実施されていますが、東京アカデミーでは毎年全国の受講生の皆様へ精密な聞き取り調査を行い、地方初級等非公表問題の内訳・試験問題を再現しています!)
2019年度地方初級(9月29日実施試験)出題内訳を見て頂くと、一般知識の科目として出題されているのは、社会科学(政治・経済・社会)・人文科学(地理・日本史・世界史)・国語・自然科学(数学・物理・化学・生物・地学)です。一般知識だけをとって見ても、一見科目がとても多いように思いますが、それぞれの出題数を見ていくと…
〇社会科学【政治(3問)・経済(2問)・社会(3問)】
〇人文科学【地理(3問)・日本史(2問)・世界史(2問)】
〇国語(3問)
〇自然科学【数学(1問)・物理(1問)・化学(2問)・生物(2問)・地学(1問)】
となっており、一般知識のなかでは社会科学と人文科学がより重要な科目だということがわかります。
ではここで、2019年度東京アカデミーの本試験分析(社会科学・人文科学)をみていきましょう!
●社会科学:政治
政治について全体的にいえることは、問題の難易度はさほど高くなく、基本的事項が多く問われるということである。そのため、参考書の内容をまとめたり、過去問を解いたりすることを通して、各分野の基礎的な知識を確実に身に付けておくことが得点できる鍵となるだろう。分野別にいうと、「憲法」では、「国会」「内閣」「裁判所」に関する問題が出題されやすいため、これらに関する基本事項及び主要条文・判例をしっかり頭に入れておく必要がある。また、時事的な内容が問題に反映されるケースもあるため、日頃から新聞等をよく読んで、この科目に関する動向及び関連する知識を整理しておこう。
●社会科学:経済
経済は全体的に多くの分野からバランスよく出題されている。その中でも比較的出題されやすいのは「戦後日本経済史」と「企業・経営」である。ただし、国家一般職は総合的な問題が多いため、各分野について体系的に学ぶことが求められる。なお、問題のレベルは基本的なものが多いといえる。また、時事問題に関連した出題(例:デフレーション→物価水準問題、失業問題→日本の就業構造など)や経済用語の問題もみられる。日頃から新聞・ニュース等で取り上げられる経済問題には注意を払っておくことも重要な試験対策であるといえよう。
●社会科学:社会・時事
社会は、出題される範囲が広く、傾向がつかみにくい科目といえる。さらに、試験によって出題傾向も異なっている。裁判所職員と警視庁では時事問題が多くみられる。分野別にいうと、「社会事情」は、社会常識や時事性の強い社会問題に関する出題が多い。どのような分野から出題されても対応できるように、基本的な事項を幅広く押さえておくことが必要といえる。
●人文科学:日本史
日本史は、科目の特性からポイントを絞らないと多くの事項を暗記しなければならないことになる。したがって、主な出来事に注目し、その要因と結果を、順を追って整理し、効率よく要点をまとめていくことが大切となる。また、「テーマ史(通史)」という形の出題においては、単なる知識の有無だけでなく、ある主題が全時代的に問われるため、複合的でより深い知識が必要となる。ひとつの事柄について、その内容と移りかわりを理解しておく必要がある。出題が多い時代や内容を中心に、効率的に学習を進めよう。
●人文科学:世界史
各試験において毎年2問出題され、分野のなかでは「中世史」「近世史」「近代史」の出題が多く、そのなかでも「西洋史」から特に多く出題されている。世界史は膨大な内容が出題範囲となるため、日本史同様ポイントを絞った学習が必要となる。したがって、戦争や反乱、革命、会議、条約など大きな出来事を中心に歴史の流れや動きをまずはつかんでおきたい。また、あるテーマについて全時代的に問う「テーマ史(通史)」への対策としては、大きな出来事に注目しながら全体的な歴史の流れをつかみ、その上で「政治史」「文化史」といったテーマごとに内容を整理しておくことである。ある時期に各地でどのような事件が起きていたかといった「同時代史」についても出題される場合があるため、時代の流れとともに各国の動きにも目を向けて整理しておこう。
●人文科学:地理
いずれの試験も、それぞれの分野から万遍なく出題されているため、まずは基本的な内容を確実に押さえ、日頃から地図帳等で確認しながら丁寧に学習しておくことが大切である。統計資料を利用した問題が出題されるのも地理の特徴である。『日本国勢図会』『世界国勢図会』等で、農産物・エネルギー資源・鉱物・工業製品の最新の主要生産国や輸出国等を押さえておこう。地理は、政治・経済・社会と関連のある科目でもある。他科目の関連のある箇所を学習する際に併せて復習や確認を行いながら効率的に学習していこう。また、時事性のある地域やテーマも出題される場合があるため、日頃から新聞・ニュース等をチェックしておくとよい。
東京アカデミーでは、上記のように各試験傾向をしっかりと分析したうえで通学部の講座を設計しておりますので、より効率的に学習することができます!
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東京アカデミー福岡校 担当:関口