東京アカデミー新潟校
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第111回看護師国家試験を受験予定の皆さま。必修問題の勉強方法のおさらいパート③です。
※前回5/28のブログで、必修問題の出題基準目標Ⅲのうち「薬物の作用とその管理」を・・紹介しました。
大事な点:国試に出題される薬剤は小項目に明記されている(この記事です)でした。
今回は第110回看護師国家試験で出題された必修問題の目標Ⅳに関する問題を1つご紹介。
午前問題〔問題21〕感染予防のための手指衛生で正しいのはどれか。
1 .石けんは十分に泡立てる。
2 .洗面器に溜めた水で洗う。
3 .水分を拭きとるタオルを共用にする。
4 .塗布したアルコール消毒液は紙で拭き取る。
・・・ん・・これは、常識的にできそう! 実際に、東京アカデミーの本試験成績処理にご参加
された約42,000人の結果では、正答率「99.1」%でした。
もちろん正解は「1」です。
必修問題で「感染予防」が2問出題されましたが、その1つです。
出題基準Ⅳ:看護技術に関する基本的な知識を問う
目標Ⅳのうち、第108~110回の直近3回の試験では、もっともたくさん出題された小項目は
「バイタルサインの測定」でした(この記事ですよ)。
今回の「手洗い」の問題は、目標Ⅳの中の大項目「患者の安全・安楽を守る看護技術」から
の出題で、中項目はズバリ「感染防止対策」です。
この項目からはこの3年間で5回も出題されています。新型コロナウィルスの影響があるかも
しれません。
必修問題は正答率80%の基準があります。確実に得点していくために、出題基準のうちの
毎年のように出されるのはどの項目か?
数年おきに出されるのはどの項目か?
このところ出ていないけど第111回ではそろそろ出るぞ?はどの項目か?
出題の傾向や予測を立てて、正しく確実に勉強していきましょう。