東京アカデミー北九州校
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こんにちは!大卒程度公務員試験合格者チューターのIです。
今回は、論作文対策ついてお話しします。
国家公務員試験、地方公務員試験など職種を問わず論作文試験を実施している試験は多いです。論作文は、択一試験と並行して対策しなければならないので、多くの時間をかけることはできないと思いますが、通しで書く機会を一度も設けずに本番に挑むのは危険です。
私は論作文の対策として、アカデミーでの論作文の講義内で書く練習をし、スキマ時間に知識をインプットしていました。
試験ごと出題形式に特徴があるので、志望先の過去問2~3年分を練習として書いてみることで、問題の傾向や時間の使い方が掴めてくると思います。地方公務員試験で論作文試験が実施される場合は受験先の自治体の政策と関連のあるテーマが出題される例が多いので、過去の出題例をHPでチェックしたうえで自治体研究をしておく必要があります。
そして講義以外の時間を使ってより多くの知識を蓄えておくために、論作文の参考書を1冊購入しそれを何度も読み返していました。私が使用していた参考書には約20テーマの回答のポイントと1200字程度の記入例が、頻出度とともに掲載されていました。この参考書で得た知識は論作文だけでなく、択一試験の時事問題や集団討論の際の自らの発言の根拠など様々な場面で活用することができたので、スキマ時間に知識をインプットすることはおすすめです。
また余談ですが、国家一般職の1次で実施される論作文の結果は2次の人事院面接の結果と合計して反映されるため、論作文を受験して結果が分かるまで2か月ほど待つ必要があります。この空いた期間に、「国家一般職の論作文試験は名前を書いていなかったら一発アウトで足切り」、「論作文の最後の一文に句点が無ければ足切り」など、様々な噂が飛び交っていました。私はこの噂を聞いて受験時を思い返してみましたが、名前を書くなどの当たり前の行為は案外覚えていないもので、大変な不安に襲われました。何が本当かは分かりませんが、最終合格発表までのただでさえ不安な期間にそのような噂でさらに不安になることがないよう、論作文試験の本番には論作文の基本ルールが守れているかを必ず確認するようにしてください。
最後まで目を通していただき、ありがとうございました。