東京アカデミー津田沼校
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こんにちは!東京アカデミー津田沼校・教員採用試験対策担当の松尾です。
皆様、教員採用試験への学習は順調に進んでおりますでしょうか。どう学習すればよいかあるいは、思わぬところで壁にぶち当たっている方もいるかもしれません。そんな時は、これまで自分自身が行ってきたこと、学習してきたことを思い出してみることが肝要です。そして、どうすればよいか迷ったときはぜひ東京アカデミーを頼っていただければ幸いです。何かヒントになることをご提供できるかと存じます。
さて本日は皆様に、3月下旬から開講する春期短期講習について、担当の松尾がオススメする講座のラインナップをご紹介したいと思います。
今回は第1弾として教養試験・人物試験のラインナップをご紹介したいと思います。
千葉県・千葉市の教職教養試験で欠かせないのが、出題の8割を占める「教育原理・教育時事」の対策です。
両科目とも当然ながら範囲が広いですし、特に教育時事については1人で対策が立てづらい内容も含んでおります。
さてここで1問、みなさんにご覧いただきたい問題を挙げてみたいと思います。
2020年夏 千葉県・千葉市 教養試験(午前) 問18
「教育の情報化に関する手引」(令和元年12月 文部科学省)に関する内容として、適当でないものを選びなさい。
①「教育の情報化」とは,情報通信技術の,時間的・空間的制約を超える,双方向性を有する,カスタマイズを容易にするといった特長を生かして,教育の質の向上を目指すものである。
②「教育の情報化」は、情報教育、教科指導におけるICT 活用,校務の情報化の3つの側面から構成されている。
③今回改訂された学習指導要領においては,前回同様「情報活用能力」を学習の基盤となる資質・能力と位置付け,教科等横断的にその育成を図ることとした。
④「情報活用能力」は、世の中の様々な事象を情報とその結び付きとして捉え,情報及び情報技術を適切かつ効果的に活用して,問題を発見・解決したり自分の考えを形成したりしていくために必要な資質・能力である。
⑤小学校及び特別支援学校小学部の学習指導要領においてICTの基本的に操作を習得するための学習活動及びプログラミング教育を各教科の特質に応じて計画的に実施することとされた。
正答 ③
この問題は文部科学省の施策からの出題でしたが、こうした近時の教育時事に関しても出題をしてくる自治体なのが千葉県・千葉市であるのです。皆さんはこうした問題をいざ試験の際にパッと解くことができるでしょうか。出題者の意図からしますと、こうした問題を出題するということは、最新の教育時事にもアンテナを張っておいてほしいということが込められていると考えられます。
こうした千葉県・千葉市が求めている内容や意図を含めて、2日間・10時間完結というコンパクトな内容で整理・理解できるのが、「千葉県・千葉市の原理・時事を極める」という講座です。
なお、「教育時事」という観点では、1月26日に答申が出たばかりですが、『「令和の日本型学校教育」の構築を目指して』も出題が予想されます。(詳しい内容は以前ご紹介したブログ(https://www.tokyo-ac.jp/blog/130782/)からもご覧ください)
こうした「教育時事」についても触れる予定にしております。
実施は5月のゴールデンウイーク中ですので、一通り学習を教職教養の学習はしたけれども、千葉県・千葉市の内容には踏み込めていない方や4月に開講予定の「一般選考対策コース土曜部」の方はこうした県別対策部分が含まれておりませんので、ぜひ合わせて受講されることをオススメいたします。
そしてこの春期短期講習で最もオススメしたい講座をご紹介します。それが「模擬授業」に関する講座です。
千葉県・千葉市の二次試験では「個別面接」とともに「模擬授業」が課されています。模擬授業を行うということは受験生の人間性のみならず、「授業力」や「教師力」も試験官が見てくるということなのです。
模擬授業では、当日課題が言い渡されます。当日課題が発表されるということはその場におかれた状況下でも瞬時に対応できる力やアドリブ力、そして判断力なども試されるということになります。
また、当然ながら当日受験するときの面接官は誰になるかはわかりません。そのため、どの面接官が試験しても一定の評価を得られるような内容にしておくことも肝要なのです。つまり、付け焼き刃的な対応では試験官に見抜かれてしまうことになりますので、早めの対策が肝心なのです。
今回の春期短期講習では校種・教科を限定はいたしますが、8名という少人数で開講する模擬授業の実践講座をご用意しております。この8名という人数は実際の二次試験に合わせております。
ご自身の模擬授業を披露して講評・評価をもらうことは当然ですが、他の受講生がどう模擬授業を行うかも学習の一環ですので、何事も見様見真似とまでは申しませんが、良いところを吸収できるよい機会でもあるかと思います。
以上が本当にごくごく簡単ではございましたが、春期短期講習・津田沼校のラインナップ第1弾となります。この春の学習で一歩でも先に、試験対策を進めて最終合格に向けての学習を進めましょう!
春期短期講習 全86講座ラインナップはこちらから(お申込み時には講義日程・実施形態を必ずご確認下さい。)
https://www.tokyo-ac.jp/wp/wp-content/uploads/2021/01/2021.syunki1.23.pdf