東京アカデミー立川校
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こんにちは。東京アカデミー立川校の福島です。
年末年始の読書のおススメの記事を書いていますが、
今日は看護学校受験生にオススメと言いますか、
是非、読んでほしい作品のご紹介です!
もちろん、理学療法士・作業療法士を目指す方など、
医療従事者を目指す皆さんにオススメです!
井上雄彦「リアル」1~15巻(集英社)です!
1999年に「週刊ヤングジャンプ」で連載を開始(不定期)、
1年間に1巻ずつ出版されるペースで、読者も気長に待っていました。
が、2014年に休載、14巻が出てからずっと単行本発売もストップしていました。
しかし、2019年に連載を再開、
2020年11月に5年11か月ぶりに単行本15巻が発売されたのでした・・・。
わたくしも15巻は速攻買い、しかし、ストーリを忘れていたので1巻から読み直しました。
1巻の紹介文は・・・
バスケをやめてから何をやっても上手くいかなくなった男、野宮朋美が古ぼけた体育館で車イスの男、戸川清春と出会ったことから物語は始まる。彼らが直面する現実とは…?
戸川清春、野宮朋美、高橋久信の3人を中心に話は進みますが、内容は重い・・・!!!
中学校の時に陸上・短距離走の有力な選手であった戸川が骨肉腫で片足を切断、様々な思い・葛藤を抱えながらも車いすバスケとの出会いから、もがきながらも自分の道を探ろうとする・・・。
高校までバスケ一筋だった野宮は、バイク事故でナンパして初めて会った女性が車いす生活になってしまう・・・。
野宮と同じ高校のバスケ部だった高橋も、自転車とダンプカーの事故で車いす生活となるが、車いすバスケと出会い、またリハビリ施設で大事な仲間と出会い・・・
もう、とにかく、人生のリアルに重い部分を描いているので、どのような悩み・葛藤を持っているのか、
看護師などの医療従事者を目指す受験生には、是非、読んでほしい作品です。
東京アカデミーの卒業生でチューターとして来てもらっていた方から紹介してもらいました!本当に良い作品です。
泣けるシーンはいくつもあるのですが、
わたくしが一番思い出深い(泣けた)のは、13巻のプロレスラー白鳥の戦いのシーンですネ。
自分にできることを頑張ろう、って思える素晴らしい作品です。超オススメ!