東京アカデミー新潟校
ブログ
こんにちは。
東京アカデミー新潟校の教員採用担当です。
※この記事は、令和3年度新潟市教員採用選考検査の受検案内及び弊社受講生の体験をもとに記載していますので、ご自身が実際に特別選考の対象となるかどうかは、必ず新潟市教育委員会にご確認ください。
9月30日に新潟市の教員採用選考検査の最終合格者が発表になりました。今年受検された方には、すでにお手元に結果が届いていらっしゃるかと思います。これまでの努力が結果に結びつかず、気を落としていらっしゃることと思いますが、なんとか気持ちを切り替えて、令和4年度の採用試験に向けて準備をしていきましょう。
今年の出願時に「特別選考」での受検について、弊社の受講生からいくつか相談を受けましたので、その内容をもとに、特例選考での受検をお考えの方に事前に知っておいてほしいことを書き記します。
まず、令和3年度の特例選考の内容は次の通りでした。
身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付者
正社員として1か所3年以上(休職や育児休業等の期間は除く)勤務する見込みで、教員の職務を行うのに必要な出願種別に関する専門的な知識・技能や経験を有する者
国公私立の正規教員として出願種別・教科と同一職種で3年以上(休職や育児休業等の期間は除く)勤務する見込みであり、優れた知識・技能を有し、即戦力として活躍できる者
2次試験受験の結果、特別選考Ⅳの受験資格を得たもので、同一出願種別・教科の受検を希望する者
1次試験に合格し、かつ直近3年間で国公立学校の正規教員又は講師等の常勤の臨時職員として7か月以上(又は210日以上)の勤務をした者で、同一出願種別・教科の受検を希望する者
教職大学院修了見込みで、在学する大学院の学長が推薦する者
中・高共通「英語」を」受験し、a実用英語技能検定1級合格者、またはb特別選考Ⅶの基準表に示す基準のいずれかを満たす者
ケンブリッジ英語検定180以上、GTEC1350以上、IELTS7.0以上、TEAP375以上、TEAP CBT800以上、TOEFL iBT95以上、TOEIC L&R/TOEIC S&W1845以上、TOEIC(2016年まで)945以上
国公立の高等学校・中等教育学校にて募集する教科の正規教員として勤務し、法定研修(10年経験者研修相当)を終了しており、優れた知識・技能を有し、即戦力として活躍できる者
★特別選考の出願の詳細は新潟市HPにてご確認ください。
今回は、受検案内に書かれていない(あるいは、読み間違えそうな)点を4点、アドバイスさせていただきます。
1)特別選考Ⅱ(社会人)、Ⅲ(教職経験者)、Ⅷ(高等学校教諭)については、「特別選考の対象者とならなかった場合は、一般選考での受検となります」とあります。出願後、審査をして、特別選考での受検対象者かどうか審査し、受験案内上の規定を満たしていても、審査の結果(赤字部分に該当しないと判断されて)「一次試験から受検してください」と言われた方が実際にいます(それも1次試験の3週間ほど前に)。特に社会人で出願する方は「教員の職務を行うのに必要な出願種別に関する専門的な知識・技能や経験を有する者」の判断が自身ではできないため、1次試験から受検する可能性を考慮し、専門試験・教養試験とも、少しでも対策を取っておきましょう。
2)特別選考Ⅳ(前年度2次受検者)の出願資格を満たした方は、特別選考Ⅳで出願しましょう。実際に特別選考Ⅳと特別選考Ⅱ(社会人)、Ⅲ(教職経験者)の資格を満たしているかたもいらっしゃるかと思いますが、今年2次試験を受検して「合格者に準ずる成績」という評価をいただいているのですから、胸を張ってこの枠で出願してください(出願時に提出する書類の準備も楽です)。
3)特別選考Ⅴ(前年度1次受検者)は、今年1次試験を免除された方は「対象とはなりません」。実際に、昨年1次免除で受検された方が、この枠で出願して、「あなたは昨年1次試験を受検していない(免除だった)ためこの枠の対象ではありません」と言われました。この方は、幸いにもこの方は特別選考Ⅱ(社会人)の資格も満たしていましたので、そちらで再出願して晴れて最終合格しましたが、ご注意ください。
4)今年1次合格された方は、平成30年4月1日から令和3年3月31日までに常勤の臨時職員を7か月(又は210日以上)経験すれば特別選考Ⅴで出願できます。これまで一度も常勤臨時職員の経験がない方は10月から始めても6か月にしか達しませんので残念ながら間に合いませんが、期間内に何か月か勤務した経験のある方は、これから臨時職員をすれば7か月に達するう可能性がありますので、これから臨時職員に応募してみてはいかがでしょうか。
新潟校では11月21日(土)から2021年夏受験対策講座がスタートいたします。
詳細はこちら。