東京アカデミー大阪校
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教職教養の学習で最も大切なポイントのひとつは
”重要資料” “教育時事資料”の読み込みです。
この、資料の読み込みが、簡単なようでなかなか難しいですよね。
なぜかというと、
公示から10年近く経ってもなお、教採で最頻出の文書。大阪でも昨年まで5年連続で出題。生徒指導分野では新しい資料からの出題も多いが、それらを読み込む際にも、この「生徒指導提要」が基盤となる。225ページ
1度は目にした、大学で学んだという方が多いかと思います。
しかし同時に、教員採用試験対策では、読んだ=学んだ気になりがちなのもこの資料です。
文部科学省からは、新型コロナウイルスに関連して様々な資料が出ていますね。
新しいものでは「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~『学校の新しい生活様式』~(2020.9.3 Ver.4)」が先日出されましたが、皆さんもう目を通されましたか?
「マニュアル」ですので、色々な基準や児童生徒等への指導について載っていますが、基本的な対策以外にも、保護者から相談があった場合の対応等も具体的に書かれています。
また、感染者や濃厚接触者である児童生徒が差別・偏見・いじめ・誹謗中傷の対象とならないように配慮する必要についても触れられています。
新しく出る「マニュアル」では例外について説明されますので、これまでに出された基本の文書と合わせて捉える必要があります。
★不登校
大阪、京都府の筆記試験で今年も出題。面接試験でも、「担任をしている学級の不登校生徒にどのように対応するか?」「昨年不登校ぎみだった生徒を受け持つとき、心がけることは?」等、毎年問われます。
新しい通知では、「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」(令和元年(2019年)10月25日)が出されています。
この資料では、不登校児童生徒への支援に関する基本的な考え方が示されていますが、「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」で定められる内容や不登校児童生徒数の推移データと合わせて現状を把握する必要があります。
東アカでは、暗記学習ではなく、「理解型の学習」によって、各資料の位置づけを把握し体系的に捉えながら、読み込んでいくので、長い資料をただ通読したり、新しい資料にただ目を通したりするだけの学習はしません。
今回のワンポイント講習会では、上記で紹介したテーマで東京アカデミーの「理解型の学習」を体験していただけます。90分の講義なので全て少しずつになってしまいますが、詰め込んでお伝えいたします!
申し込み方法などは、こちらからご確認ください。