特集Vol,1   高校生が苦手! 公務員「作文対策」

特集vol,1

高校の先生方とお話を通じてよく相談をお受けするひとつが「作文」です。
ほぼ全ての公務員試験で作文試験は課せられます。しかしながら、普段高校では 作文を書く機会がゼロに近い状況、さらには、最近の高校生の活字離れにより いざ生徒さんが公務員を受験となっても指導が難しいと多くの先生が感じていらっしゃいます。
今回の特集では、そのような先生の悩みを解消すべく公務員の「作文」をとりあげます。

①公務員試験における作文の位置づけ

高校卒業程度の公務員試験を受験する場合、ほとんどの試験で作文は実施されております。
高校生に人気の職種の警察官や消防官もその例外ではありません。
公務員試験の教養試験の合格ラインは一般的に、6~7割と言われています。
例えば、それを上回るような高得点をとっても、作文がまったく書けないと、合格することは 出来ない現状です。
むしろ、職種によっては、作文のウエイトが非常に高く、教養試験が悪くても、作文試験の評価が良かった為に、最終合格に至るケースもあります。
そのため、作文が苦手としがちな高校生も万全な準備をしていくべきです。

②最近の出題作文課題傾向

次の作文試験の主題課題から分かる通り、最近の公務員試験の作文では高度な知識を試すものではありません。
一言で言えば、教養試験では測れない「受験者の人間性」を知るための課題が多い傾向があります。

平成24年 高卒程度公務員試験 作文課題
試験名 出題課題
国家一般職(高卒程度)/税務職員 自分が成長したと思うこと
海上保安学生 私の誇れること
東京特別区 安心して暮らすことのできるまち
東京消防庁 これまでの経験を基に、消防官は何を大切にするべきであると思いますか
警視庁 あなたが今一番関心のあることについて具体的に述べ、警察官の仕事にどう活かせるか述べなさい

上記は出題課題の一部です。
もっとお知りになりたい場合、お近くの東京アカデミーをご利用ください。

③出題概要

公務員試験における作文試験の形式の一例を示すと、下記の様になっております。(平成24年度内容)

  • 国家一般職:50分/600字程度
  • 東京消防庁:90分/800~1200字
  • 警視庁:80分/1000字程度

制限時間については、概ね50分~90分、文字制限においては、600字~1200字という条件のもとで行われることが多い状況です。

ご指導のポイント
内容も当然大事なのですが、文字数の少ない作文については、減点、もしくはそれ以上に熱意の欠如として判断をしていると聞きます。どんなに難しい課題であったとしても、具体的な目安として8割を書き熱意を伝えるご指導をしていただくことをお勧め致します。

④評価基準

評価基準については、公表されてはおりませんが、大きく分けると、「表現」および「内容」の2つの観点から評価が下されるものと考えられます。
さらに、細分化して考えると、「表現」は文章表記と文章表現に、「内容」は作文の構成と作文の内容ととらえることができます。

表現

内容

上表については、当社実施「模試試験」の添削評価基準です。ご参考にしてください。

作文については、先生方からご質問/ご相談を受ける、頻出事項です。
今後も随時、この「特集コーナー」で取り上げていきます。
また、当社では作文添削も含めた全国模試を年間行っております(一部地区、有料実施)。
是非、ご利用ください。