地域の高校生を応援します Part.9【おっ、そうなの!知って得する最新時事】


おっ、そうなの!知って得する最新時事

 公務員試験対策の1つとして「最新時事を把握しておくように」という話をよく聞かれると思います。しかし「最新時事」といっても幅広いジャンルが考えられます。「公務員試験だから、政治や経済を知っておけば良い」ということもあるでしょう。では、実際にどういった「最新時事」を知っておかなければならないのでしょうか。
今回の記事では、「最新時事」に焦点を絞り、ご説明したいと思います。尚、本シリーズの4回前の記事「過去の時事問題を大公開」と併せてお読みいただくと、より効果的です。

最新時事の問われ方

イラスト 最新時事が出題されるといっても、様々な形式があります。
まずは、それらを少し整理してみましょう。

①筆記試験
 過去の記事でもご紹介したように、本試験において時事問題が出題されます。改正された法律からの出題をはじめ、ノーベル賞の受賞者、国際会議など様々な分野から出題されています。教養試験の出題数において、大きなウエイトを占めているわけではありませんが、他の科目と違い知っているか知らないかというだけの問題も多いため、得点できないのは非常にもったいないです!

※出題内容など詳細は、こちらの記事をご参照ください↓
http://www.tokyo-ac.jp/bl/koza/k3_teacher/sensei_chiiki_p5-2.html

イラスト②人物試験
 上述の筆記試験であれば、マーク式なので、答えになるヒントが問題文に書かれている場合もあります。しかし、人物試験ではそうはいきません。人物試験(面接 や討論、作文課題)では以下のような質問やテーマがあるようです。

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 面接や討論の質問、作文課題は最新の時事から出題されることもあれば、いじめ問題などの古い時事でも、現在も社会的に問題となっている課題から出題されることも多々あります。そのため、知っているかどうかの筆記試験と違い、『その時事に対して、どのような意見を持っているか』ということが重要になってきます。知っているだけではなく、その時事内容を理解して自分の意見を考えておかなければ、良い回答はできないのです。

知っておきたい最新時事

 それでは、ここで今年度(一部昨年度)実施された最新試験を参考に、押さえておきたい時事問題をピックアップしてみましょう。

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☆ポイント
 受験年度に開催された国際会議などは要注意です。上記の問いでは「G7」についてですが、他にも「G8」「G20」といった会議があるので、混同しないようにしっかりと理解する必要があります。
 また、2020年以降の地球温暖化対策の国際的枠組みを定めたパリ協定からの脱退をトランプ大統領が表明したこともあり、最近、ニュースでもよく耳にする「COP21」。これは、国連気候変動枠組条約第21回締約国会議の略称です。先進国だけに対策を義務づけてきた京都議定書に代わり、途上国を含むすべての国が参加する枠組みを目指すものです。G7、G20、COP21…このような略称はきちんと理解しておきたいところです。

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イラスト☆ポイント
 記憶に新しい公職選挙法の改正。改正の変遷も重要ですが、その結果どのように社会が変わったのか、その動向にも注目しておきたい問題です。また移民の受け入れなどから、「外国人参政権」の問題について把握しておいても損はありません。諸外国の移民政策、特に、その国の首相や大統領が交替し、政策転換した後は、その変化が問われます。

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☆ポイント
 2017年に大きな問題となった「ヒアリ」。噛まれると生命に関わるアナフィラキシーショックを引き起こすこともあり大変危険なアリです。そのため、各自治体のHP上でも注意喚起が行われています。市民の安全を第一に考える公務員だからこそ、こういった話題には敏感になることをオススメします。

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☆ポイント
 日本国内の機関が世界的にも認められた発見や技術発表などをした年度は、こういった問題がよく見られます。専門的な知識を理解する必要はありませんが、内容については知っておきたいところです。

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時事対策について

 最後に、ここまで「最新時事」について紹介してきましたが、公務員試験で問われる時事問題の内容は様々です。それでは、この「最新時事」の問題にどういった対策をすればよいのでしょうか。
 まず一番ご指導いただきたいことは、常日頃から「社会の動向」に興味を持つように意識を持たせることです。新聞を毎日読むことができれば、それに越したことはありません。もしそれが難しいのであれば、テレビのニュース番組やインターネットから情報収集を取り組ませてはいかがでしょうか。
 次に収集(インプット)した情報を、使ってみる(アウトプット)ことが必要不可欠です。そのためには、他人に説明してみる、時事問題を解いてみるといったことが有効です。

東京アカデミーなら最新時事の対策はばっちりです!!

 東京アカデミーでは、筆記試験対策として、最新の時事データを掲載したテキスト(時事データブック)を使用しての時事対策が可能です。また『生講義』を貫いているからこそ、試験直前期の最新時事についても、公務員試験に精通した講師陣が即反映させ、対応していきます。また、繰り返し行う受講生面談や面接練習を通して、インプットした情報を使える情報になるようにアドバイスしていきます。
 さらに2018年度からは自治体によって採用試験のパターンが変わります。従来の形式はもちろんですが、新形式の分野には「社会への関心と理解」といった出題があります。今後、時事問題の重要性が増す可能性があるからこそ、この記事をご覧いただいている先生方には、最新時事対策の在り方について、ご承知いただきたく存じます。
 普通に勉強しているだけでは範囲が広く、合格するのが難しい公務員試験。今回ご紹介した内容が少しでも生徒様のご指導にお役立てできれば幸いです。

次回の記事予告

 2018年最初の記事は「ちいきのこうこうせいをおうえんします」の「うえん」から、「迂遠な方法をしていませんか。努力が実らないマズイ勉強法」をご紹介いたします。受験生の中には、意欲があって、それなりに勉強しているけれど・・・なかなか成績が伸びないという方もいらっしゃいます。多くは勉強の方法が間違っていたり、遠回りの勉強をしていたりする例があります。
 そこで次回は、公務員試験を長年指導してきた東京アカデミーだからできる、勉強方法についてアドバイスをいたします。ぜひ、ご期待ください。