地方公務員なら東京アカデミー Part.9【受かる秘訣は、適切な環境、正しい方法、最大限の努力】


受かる秘訣は、適切な環境、正しい方法、最大限の努力

受かる秘訣は、「適切な環境、正しい方法、、、、そして最大限の努力」

 今回のテーマは、受かる秘訣は、「適切な環境、正しい方法、最大限の努力」です。

「地方公務員なら東京アカデミー(ちほうこうむいんならとうきょうあかでみー)」と題して、全14回のシリーズでお届けしている、高校生のための公務員受験ノウハウの連載記事も、今回で9回目となりました。
 回を重ねるごとに全国各地の高等学校の進路指導部ご担当先生を中心に、記事に期待するお声を多数頂戴するようになって参りました。先日も、「一般論ではなく、実際の試験データや予備校の具体的指導ノウハウを公開しているところが大いに役立つ」という、校長先生からのお声も頂きました。誠にありがとうございます。
 そこで、今回の9回目は、これまでにご紹介した全8回のおさらいとも言える内容をお届けします。この記事をご覧いただき、さらに、バックナンバーで気になる記事を振り返っていただければ、より受験指導のお役にたてると自負いたします。

人気も競争倍率も高い公務員試験…どのような努力が報われるか?!

高卒程度の公務員試験は、どれくらいの競争倍率でしょうか。
平成27年度の試験結果をざっと見渡すと、

  • 国家公務員一般職(高卒程度)5.5倍
  • 国家公務員税務職 5.8倍
  • 裁判所職員(高卒程度)39.2倍
  • 高卒区分の地方公務員
    北海道3.1倍 宮城県8.0倍 東京都8.0倍 神奈川県6.4倍 愛知県8.5倍 大阪府3.7倍 広島県4.8倍 福岡県4.8倍
    札幌市9.4倍 仙台市11.5倍 さいたま市15.2倍 横浜市2.8倍 新潟市7.4倍 静岡市5.5倍 名古屋市7.5倍 京都市11.6倍 神戸市4.9倍 岡山市9.0倍 北九州市13.4倍 熊本市12.9倍

 これらは、地方公務員であれば47の都道府県、20の政令指定都市、その他1700余りある市町村、また、各種国家公務員のごく一部の例ですが、平均的に見ても7~8倍の競争率であることが分かります。
 合格できるのは7人に1人、8人に1人です。この1人は、適切な環境と正しい方法に基づいて、努力して得た結果と言えます。本気で公務員を目指している人であれば、そのほとんどは相応の努力をしています。
 やみくもに勉強時間を費やしたところで、その中身、方向が間違っていては、「労多くして益少なし」という、浮かばれない結果になってしまいます。
 メジャーリーグで活躍するダルビッシュ有投手が発信した言葉で、公式RTだけでも何千回もリツィートされたものとして、
「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘をつくよ。」がありますが、スポーツの世界と同じようなことが、公務員試験でも言えると思います。

受かる秘訣は、「適切な環境、正しい方法、最大限の努力

     適切な環境
公務員受験に必要な情報を収集できる環境、受験のアドバイスをしてくれる人の存在、一緒にがんばれる仲間の存在、競争できるライバルの存在、壁に直面したときに相談できる人の存在、勉強の合間にリフレッシュできる環境、必要な問題集を購入できる環境など、受験生の周りの家族や学校、友人の理解は欲しいところです。これらの多くが東京アカデミーの校舎には存在します。本気で目指しておられる高校生には、必ず、役に立つと自負しています。また、貴校内に公務員受験予定の生徒様がおられましたら、先生より、適切な環境のサポートについて、本HPをヒントにしてください。
     正しい方法
本HPにおいて、シリーズでお届けしている「地方公務員なら東京アカデミー」のこれまでの全8回分に、多数のノウハウを掲載しています。今回は、これらを一挙、おさらいしていきます。
     最大限の努力
環境、ノウハウが整えば、後は、本人のやる気、気力、情熱です。苦しい勉強にも打ち勝つ意欲とは、「絶対になりたい」と、自分を思わせることに他なりません。それには、公務員の魅力を誰よりも知ることです。これまでの記事から、今回、おさらいしていきます。

それでは、これまで全8回のおさらい・・・スタートです。

~Part.1【地方公務員のやりがい】より抜粋~

地方公務員の仕事とは何か?
 答えは全ての人の「ゆりかごから墓場まで」に関わっている、無くてはならない仕事です!
 出生届から始まり、就学・成人・就職、結婚すれば婚姻届を受理し最終的には死亡届まで受け取ります。つま り、地方公務員は人の一生全てのタイミングで何らかの形で関わりを持てる唯一の職業です。
 今、地方自治体が抱える問題として人口減少・雇用・少子高齢化・観光客の減少・医療・教育などが挙げら れますが、大変なのはそれぞれ個別の問題ではなく、どれもが連鎖している点です。地方公務員にはそのような問題に対して、主体性を持って仕事に取組むことが出来ます。
 その仕事の取組みの1つに地域活性化を目的とした地方自治体PR動画が今、話題になっています。
 香川県の「うどん県に改名しました」と宣言する動画がサイトに公開され超アクセスという実績を上げました。そして、「うどん県に続け!」と大分県が「おんせん県」の商標登録を目指したものの、頓挫し、さらに各方面から叩かれ失敗したかに思われました。しかし、一連の騒ぎを逆手に取った、「おんせん県って言っちゃいましたけん!」なる新たなプロモーションを始め、「おんせん県おおいた」の「シンフロ」プロジェクトの動画が同年10月5日に公開されました。プロのシンクロチームが、大分県内のいろいろな温泉の中でシンクロを演じ、その型破りのインパクトによって多くのメディアで話題になりました。大分県内ではテレビCMも公開され、人気はとどまるところを知りません。まさにこれは「主体的に地域を発展させる」地方公務員の仕事であり、公務員のアイディア一つが地域の発展につながる可能性を秘めている『やりがい』の1つではないでしょうか。

公務員試験勉強は高校生にとっては高校のテスト勉強、部活動など2つもしくは3つの環境を平行していかねばならない環境です。本試験に向け模試などの活用でモチベーション向上をお勧めいたします。成績に伸び悩んだとき、このPart.1の様に、原点に戻りやりがいを再認識させるようなアドバイスも必要かと思います。

~Part.2【方法を間違うな。これが正しい学習法】より抜粋~

詳細な出題傾向に沿った正しい学習法とは?
①一般知能「特に数的推理」の正しい学習法 ~いかに早く!正確!に解答するか~
数的推理は数学とは根本的に出題の意図が異なり、解答までのプロセスが重要ではなく、いかに早く正確に解答にたどり着くか、つまり答えさえ出ればどのような解き方をしても構わないということです。
数学的解答法が見つからなくても数的推理の攻略方法が分かると数十秒で解答できます!
公務員試験での数的推理は受験生の「処理能力」を問われます。数学的知識のみではなく、様々な処理方法を公式・定理以外に裏技などを駆使する学習が必要になってきます。
「裏技」の詳細手法はPart.2をご覧下さい。

②「政治・経済・社会」の差を付ける学習法!
他の科目と比較しても約2~4倍の出題数があるため得点源にしたいところです。と多くの受験生は考え、(高校での学習の有無に関係なく)取り組み易い「政治・経済分野」に学習の力点を絞り、他の一般知識科目より多くの時間をかけ学習をします。
他の多くの受験生と同様の学習、つまり「王道」学習だけでは差を付けられません!
そこで差をつけるのが、「時事」の学習。しかし時事は範囲が膨大で手を付けられない
ではどうするのか?⇒ 時事問題学習は「時事ダイジェスト版」での学習が最も効果有り!

まだ高校生の皆様がまず「尻込み」してしまうのはこの試験種類の多さや高い受験倍率。
筆記試験である「教養試験(基礎能力試験)」は、ほとんどの公務員採用試験の第一次試験つまり第一関門でありその出題は20科目前後と出題科目・範囲が非常に広い試験です。
その試験種類・科目・範囲の広さばかりに目を奪われるのではなく「正確な学習方法」なるものがありますので、それを実践することで十分合格ラインに届くことを公務員志望の生徒の皆様へ伝えていただければと存じます。

~Part.3【構成で左右される論作文のコツ】より抜粋~

 論作文試験は、都道府県職員や市役所などの地方公務員試験を始め、ほとんどの高校卒業程度公務員採用試験で実施されています。☆ときとして予想もしないテーマが出ることを知っておく・・・この危機管理が合否を大きく左右する筆記試験では、問題作成を請け負う機関からの統一的な供給もあり、出題科目、出題数、出題傾向に、ある程度の統一性があります。この基本的な情報を認識していれば、勉強方法を大きく外すということはありません。 しかし、論作文については、自治体や地域ごとで独自に決定しており、そのテーマもさまざまです。
「過去にどのようなテーマが出題されているか。その情報を有しているか。そして、それらについて、自分が書くとしたらどのような構成にするのか。そのアウトラインだけでも検討しているか。合格には、こういった備えが不可欠です」
 大事なことは、与えられたテーマを材料として、①いかにして自分の意欲、熱意をアピールするか、②採用後、どのような考えをもって活躍できるか、その再現性をアピールすること、このポイントが分かっているだけでも、発想が変わってくると思います。また、そういった備えを普段から準備しておくことが、合否を分けることになるとご理解ください。

実際のテーマ:「箱」と聞いて思い浮かぶこと。(武蔵野市 60分 800字~1,000文字)このテーマを試験会場で見たときに平常心でいられるかのトレーニング方法は Part.3をご覧下さい。
高校の進路先生にお話を伺うと、現役の高校生が作文を書くこと自体、機会が少ないとのことです。本試験まで残すところ2ヶ月あまり。教養試験勉強の合間にぜひ作文の対策意識をもつこともご指導いただければと存じます。

~Part.4【有無を言わせないための面接回答のコツ】より抜粋~

「有無を言わせない」 2大ポイントはここだ!
POINT① 開始15秒間で「有無を言わせない」!
【小気味良いノック】
その言葉の前に「コンコンコン」という軽やかなノックをリズムよくできる練習が必要です。ノックの回数は2回ではなく3回(回数はあまり気にしなくてもいいですが一般的に2回はトイレのノックと言われています)。
しっかりと中に伝わる一方、心地良くテンポの良いノックをご指導ください。

【ドアの正しい開閉マナー】
・背筋を伸ばしドアを開け入室する。
・入室し、体を斜めにドアに向き静かに完全にドアを閉める。
・面接官に向き直り「気を付け」の姿勢をとる。
・視線をキョロキョロさせず面接官に向ける。

【入室時の挨拶と礼】
・面接官に向き直り、視線は複数いる面接官の中心人物の目に合わせる。
・「失礼します」と挨拶をする。
・礼をする。

【受験者席までの歩き方・着席の姿勢】
・正しい姿勢で前を向き、堂々と席まで歩く。
・着席すべき椅子の左側に立ち「気を付け」で静止する。
・受験番号・氏名を申告する。
・面接官に促されてから「失礼します」とあいさつし着席する。

POINT② 圧倒的な下調べ・知識量から溢れ出る熱意で「有無を言わせない」!
熱意・やる気」は対象に対する知識の量と深さ、語れる情報量に密接に関係しています。関心が高い、良く知っている、誰よりたくさん語れるという状態こそが「熱意・やる気」として相手に伝わるのです。よって先生方は生徒に他の受験者に負けない下調べをさせ、知識量を増やし、志望先や職種について語れることを増やすようにご指導ください。

公務員試験では一次合格発表から面接試験日までは、およそ一ヶ月ほど期間がある試験もありますが、例えば、警視庁警察官のように、およそ一週間という極端に短い試験もあります。合格通知を手にしてから対策ではとうてい間に合いません。
作文試験同様にゆとりをもちこの7月より面接対策を意識させるご指導は大切なことかと存じます。

~Part.5【インプットは「先にする派」それとも「後から派」】より抜粋~

Part2でも取り上げましたが、Part5も筆記対策として、いかにほかの人と差をつける上で重要なテーマでした。
「インプット」は「先にする」「後からする」についてのアドバイスですが、
公務員受験に限れば、東京アカデミーのオススメは、「後からする」です。
「理想の勉強流れ」をご提供いたします。

手順①
まずは、公務員試験の過去問題を丁寧に解くことから始める(理想は過去5年以上です。=東京アカデミーの過去問題集「出たDATA問」では10年以上の過去問を掲載しています)。

手順②
丁寧に解くとは、どんな科目が、何問出題され、どの分野・単元から、どんなレベルで出ているか、それを書き出すくらいの作業を意味します。

手順③
手順②により、日本史であれば全体50問のうちの2問で、江戸から昭和が全体の70%、レベルは中学の教科書レベルと分かります。

手順④
科目ごとに、よく出ていた分野・単元を中心に、教科書、参考書でINPUTしていくことになります。

手順⑤
上記手順によりリズムを掴んだ後、あとは、過去問演習(OUTPUT)⇒教科書で覚える(INPUT)を、2度、3度と繰り返せば、出るところを中心に知識が構築されます。

「OUTPUT」を先にすることで、正確な「出題内訳」と勉強の指針となる「出題傾向」を掴むことが、その後の「INPUT」での成果を大きなものとします。

~Part.6【なりたい仕事を見つける】より抜粋~

Part.1【地方公務員のやりがい】と併用してご参考にしていただければと存じます。
出願が本格的になってくる7月になると志望先もほぼ固まってくるかと思います。
地方公務員では、出願書類時に早くも自己PRや志望動機を書かせる自治体も多いのが現状です。
公務員として必要な素質を受験の時点で全て持っている、全ての部署で必ず活躍できる…という人はいません。だからこそご自分の性格や関心を見つめ直し、志望する職種でどう生かすかをこの時期に分析して記載することが大切になります。

~Part.7【ライバルはこうして受かった事例集】より抜粋~

その1【公務員試験勉強の開始時期・特に力を入れる対策科目について】
受験生の多くが「もっと早くから始めていればよかった」と感じています。
早期から学習をスタートした受験生の多くが「高校での進路ガイダンスや説明会」、「合格者のアドバイス」などの情報収集がきっかけとなっています。

その2【学校の授業科目を公務員試験勉強にうまく活用しよう!】
一般知識は合計すると全体の約半分の出題を占めます。
公務員試験の内容を調べ、どの範囲から多く出題されるかなどを早くから頭に入れた上で、授業の重要性に気づき意識的に学ぶことが大切です。

その3【スキマ時間をうまく活用しよう!】
歴史や時事、英単語など暗記系の科目は、机に向かうことだけが勉強ではなく、電車での通学時間や帰り時間などに授業の復習や単語帳を見るなど、ちょっとした時間を最大限有効活用すること、この積み重ねができれば大幅に実力を伸ばすことができます。

その4【部活や学校行事など勉強以外にも打ち込もう!】
面接試験においては、必ずと言っていいほど、「学生時代に打ち込んだこと、頑張ったこと」について質問されます。そこから得たもの、学んだこと、それを公務員としてどう活かしていきたいかなどを聞き出し、評価します。、部活、学校の勉強、アルバイト、ボランティア、趣味など、日常や学校生活で頑張ったと言えることを経験するのが大切です。

その5【公務員になりたい!という気持ちを持とう!】
模擬試験などで思った結果が出ず、落ち込んでしまうこともあるでしょう。しかし、そのような中で、先輩方がモチベーションを保ち続けることができたのは、「絶対に公務員になりたい」という強い気持ちを持ち続けたからです。

~Part.8【統計で見る公務員の仕事】より抜粋~

地方公務員:住民の健康を促進し、元気で長生きできる環境を整える仕事
「県民のスポーツ年間行動者率」。これは学校での体育の時間やスポーツ選手が職業として行う時間ではなく、個人でどれくらいスポーツをしているかという統計です。

写真
※総務省統計局「統計でみる都道府県のすがた2016」より
順位 都道府県名 スポーツの年間行動率(10歳以上)単位:%
1位 東京都 68.6
2位 滋賀県 67.9
3位 埼玉県 66.9
4位 神奈川県 66.1
5位 千葉県 66.0

 ずらりと首都圏の東京都・埼玉・神奈川・千葉県が並んでいる中で、滋賀県が2位に入っていることは、大きな驚きではないでしょうか。滋賀県が2位なのはなぜでしょう。
 日本最大の湖である琵琶湖があるからでしょうか。もちろん、それだけではないですね。豊かな琵琶湖があっても、それをどうやって県民のために活用していくかという、具体的なビジョンと施策がなければ、ダメですね。
 滋賀県が取り組んでいる、県民に対する健康増進のためのさまざまな取組の成果であるはずです。滋賀県では、日本一の琵琶湖を整備し守っていくことで、驚くほど県民に、琵琶湖が愛されており、そこでは、湖畔を散策したり、ウォーキングしたり、サイクリングしたりする歩道やサイクリングロードがとても完備されています。滋賀県の職員は、この琵琶湖の保全や整備に多くの情熱を注いでいることが県のHPでもよく分かります。滋賀県の職員にとって、琵琶湖を守ることが、県民の健康に繋がる一助であることを、やりがいとして、日々、仕事をされているのかもしれません。

この回のテーマでは滋賀県を取り上げてみましたが、先生方の高校所在地でも上記のような取り組みを図るケースがあるかもしれません。ご確認いただき、ご指導いただければ幸いです。

地方公務員なら東京アカデミー

 公務員試験を受験するにあたり、学習するスタートは環境により様々です。
 部活動をされている可能性がある高校生にとっても、まさに例外ではありません。
 どの時期から学習スタートしてもこれまでの当シリーズは、あてまはる内容になっておりますので、生徒様がご相談にこられた際には、当サイトの情報をご提供していただければと存じます。

 また、学習するタイミングは人さまざまですが、2016年度公務員試験の試験日そのものは原則変更ありません。
 今年の国家一般職の試験日は9/4(日)ですので、事務志望の方は、基本そこから受験が始まるかと思われます。
 次回のシリーズで当サイトは10回目を迎えます。
 この記念すべき回では
「地方公務員なら東京アカデミー(ちほうこうむいんならとうょうあかでみー)」の「き」にちなんで、
 『今日から意識。試験当日にやるべきこと』を掲載いたします。
 一番緊張が昂る試験日。それまでの学習を試験日に向け万全にしても本領発揮がだせなければ意味がありません。
 公務員予備校ならではの切り口で、ご説明いたします。ご期待ください。