地方公務員なら東京アカデミー Part.5【インプットは「先にする派」それとも「後から派」】


インプットは「先にする派」それとも「後から派」

公務員試験本番まであと半年!

イラスト いよいよ3月に入りました。
 公務員試験にとっても、「3月」という月は、高卒程度公務員一次試験の9月まで残すところ半年前に差し掛かり非常に大切な節目の時期と言えます。
 また何事もそうですが、翌月「4月」は心機一転新しいことへの一歩を踏み出す季節です。

 公務員試験も例外ではなく、実際、当社への公務員受験のお問合せも一年で一番多い時期です。
 高校の進路室へ公務員志望の方がご相談に来る頻度も増えてくるかと思います。今回は、その志望者が動き出す4月に先駆けて先生方へ現役合格を目指す生徒様のご指導のための勉強方法を試験傾向とあわせてご提供させていただきます。

イラスト

公務員試験は、時として常識を覆す学習方法が必要

 学習方法には「INPUT:テキストを読み込む」と「OUTPUT:問題演習」があります。
 もちろん、公務員試験合格のためにも、両者とも必要であることは間違いあません。
 今回テーマとしてご案内したい事項は、公務員試験を目指すにあたり、どちらを先にすべきか?というところにあります。
 世間の一般常識として当然「INPUTが先」と認識されているかと思います。

 初級公務員の筆記試験(教養試験または基礎能力試験)は、一般知識分野としては、本ウエブサイトのPart2でご案内した通り、12~15科目あり、高校生にはお馴染みの国語、日本史、世界史、地理、数学、生物・・・など、これまでの履修科目と同じものが出題されます。多くの高校生が、これまで履修したこれらの科目の勉強を考えるとき、
例えば、日本史を例にとると、
高校生Aさん「日本史は高校で選択していないし、多くの時代の重要事項は忘れてしまっているので、まずは、全体的な覚え直しの勉強をしよう。時代が多いからたいへんだー(涙)」と考えたりします。これが真面目な生徒さんであれば尚更、勤勉に、教科書や参考書で縄文時代から昭和までのおさらいをされます。しかし、これに膨大な時間と労力を要し、悲しいことに、途中で嫌になって受験を諦めたりするケースもあるようです。せっかく、公務員になる夢を持っていたのに、これではもったいない限りです。
 そこで、次の表を確認してください。日本史の地方初級5年間(H22~26)の分野別出題内訳表<東京アカデミー調査、分析>です。

<日本史>

表

 正しい情報を基に、分析すれば、日本史は、全時代から万遍なく出題されるのではなく、江戸時代から昭和にかけてが中心であることが分かります。これを理解している受験生は、江戸時代から昭和に圧倒的な時間を割き、かつ、この中でもよく出る、「各時代の政府・幕府が実施した施策」「外交政策」にエネルギーを注ぎます。

 ちなみに<世界史>も同様です。
 世界史の出題数も、日本史同様に、「2問ないし3問」と、他科目に比較すると極端に少ない出題です。
 その割には、覚えるべき項目は非常に多く、ましてや人名はカタカナであったり、日本人として新規には覚えずらい名称となります。西洋史と現代は、頻出項目と言えますので、やはり絞り込みが可能と言えます。

 今回のタイトルである、「INPUT」は「先にする」「後からする」についてのアドバイスですが、公務員受験に限れば、東京アカデミーのオススメは、「後からする」です。

イラスト 現役高校生の方々は、公務員試験だけではなく、部活動や、定期試験も同時に並行していかなければならない環境かと思います。
 出題傾向も分からぬまま、闇雲にただひたすら詰め込む学習方法は、時間の無駄といえます。
 傾向を見抜いた上での学習環境をお勧め致します。

公務員試験の理想の勉強流れ

 高校生は学校の定期試験や大学受験(例えば、センター試験)のような勉強のイメージを持っています。これらは、各単元から重要事項や公式、定理が満遍なく出題される試験形態です。これと同じように考えて、勉強してしまうと、公務員受験では、「がんばったのに点数が伸びない=出ないところに時間を取られ、出るところが疎かになった結果」となります。
 そういった状況に陥らないような「理想の勉強流れ」をご提供いたします。

手順①
まずは、公務員試験の過去問題を丁寧に解くことから始める(理想は過去5年以上です。=東京アカデミーの過去問題集「出たDATA問」では10年以上の過去問を掲載しています)。

手順②
丁寧に解くとは、どんな科目が、何問出題され、どの分野・単元から。どんなレベルで出ているか、それを書き出すくらいの作業を意味します。

手順③
手順②により、日本史であれば全体50問のうちの2問で、江戸から昭和が全体の70%、レベルは中学の教科書レベルと分かります。

手順④
科目ごとに、よく出ていた分野・単元を中心に、教科書、参考書でINPUTしていくことになります。

手順⑤
上記手順によりリズムを掴んだ後、あとは、過去問演習(OUTPUT)⇒教科書で覚える(INPUT)を、2度、3度と繰り返せば、出るところを中心に知識が構築されます。

以上となります。ぜひご指導の際に、お役立てください。

 前述のように、「OUTPUT」を先にすることで、正確な「出題内訳」と勉強の指針となる「出題傾向」を掴むことが、その後の「INPUT」での成果を大きなものとします。
 この「OUTPUT」には、本試験問題収集の手間やすべての問題をチェックする時間、単元・分野を書き出し、分析する労力というように、相応の時間と努力が必要です。しかし、この苦労が、後の勉強、試験結果に大きくプラスになりますので、大切なプロセスとご理解ください。
 なお、弊社におきましては、最初の「OUTPUT」に必要な本試験問題の20年以上のストック、研究、それを分析した出題傾向データを、毎年、更新しています。通われている高校生の皆様には、入会後すぐにこれらの情報を提供し、各科目の講義は出題傾向順に展開しますので、最初から「INPUT」に進むことができます。このアドバンテージが、半年の通学で現役合格できる東京アカデミーの魅力でもあります。

地方公務員なら東京アカデミー

 実は、筆記対策以外でも、「INPUTが後から」になる公務員試験対策もあります。
 それは2次試験で課せられる「面接」です。
 「上司と意見が食い違ったらどうするか?」などの公務員ならではの質問があります。
 前述同様に、過去出題例から敵を知ったうえで、準備を進める事項と言えます。
 面接の戦術については、また後日のPartでご説明いたします。
 その前に、新学期となる4月は、いよいよ本格的に進路先を決定する時期かと存じます。
 そのご指導に役立てていたらければと思い、
 次回の記事は、「地方公務員なら東京アカデミー(ちほうこうむいんならとうきょうあかでみー)」の「な」にちなんで「なりたい仕事を見つける」を掲載いたします。次回も生徒様へのご指導にお役立て下さい。