地方公務員なら東京アカデミー Part.13【出ていた問題はこれだ。2016年度問題分析】


出ていた問題はこれだ。2016年度問題分析

 2016年度の公務員試験1次試験が一通り終わり、高校の先生方も今年の問題の傾向や来年に向けた対策などを気に掛けていらっしゃることと思います。特に問題が原則非公開である地方公務員の試験傾向について、お知りになりたいのではないでしょうか。そこで今回は、9月18日(日)に実施された地方公務員試験の教養試験の中から、最重要科目である、一般知能と政治・経済・社会について、弊社ならではの切り口で分析した内容をご提供させていただきます。
 弊社では、本試験実施後、可能な限り聞き取り調査により、本試験問題の再現を行っています。聞き取り調査のため、実際の出題と異なる場合もありますが、対策に支障がない範囲で情報を分析、提供いたしますので、是非、ご活用ください。

今年の出題内容はこれだ!

 多くの受験自治体と共通していると考えられる出題内容を一例として、下の表にまとめました。
 同日実施試験の中でも受験自治体によって出題内容や問題配列が若干異なる場合もありますので、ご了承ください。

表

 全体的に基本的な問題が多く、難易度的には易しめで例年並みといえます。特に、一般知能はひねった問題はなく、基本パターンで解ける問題ばかりでした。

東京アカデミーが分析する過去の本試験出題傾向と今年の出題の関係は!

 高卒程度公務員試験(地方初級公務員・警視庁・東京消防庁・国家一般職・裁判所職員・海上保安学校など)の直近3年間の問題総数に対する分野別出題占有率(弊社収集データより)を踏まえて2016年度地方初級公務員試験(9月18日実施)の出題内容を見てみましょう。

★ピックアップその1 【判断推理】
グラフ

 判断推理は、「順序関係」「対応関係」「集合」「論理」「位置関係」「試合」「証言」「暗号」「数量」「日歴算」「手順」「道順」の12の単元(カテゴリ)があります。高卒程度公務員試験の直近3年間の問題総数96問に対する占有率の高い(よく出る単元)順位は、
 ①「対応関係」(19.8%)
 ②「論理」「位置関係」(2単元同率で各18.8%)
 ③「順序関係」(12.5%)
ここまでで占有率69.9%です。
逆に出題が少ない単元の順位は、
 ①「証言」「暗号」「日歴算」(3単元同率で各1.0%)
 ②「集合」(3.1%)
 ③「道順」(4.2%)
これを踏まえて、2016年度の出題内容を見てみると、「対応関係」「論理」「位置関係」「順序関係」から出題されており、よく出ると分かっている1位、2位、3位からの出題です。

★ピックアップその2 【空間把握】
グラフ

 空間把握は、「平面図形」「折り紙」「軌跡」「立体構成」「展開図」「投影」「切断」「回転体・移動」「経路」の9の単元(カテゴリ)があります。高卒程度公務員試験の直近3年間の問題総数58問に対する占有率の高い(よく出る単元)順位は、
 ①「立体構成」(22.4%)
 ②「平面図形」(19.0%)
 ③「軌跡」「展開図」「回転体・移動」(3単元同率で各10.3%)
ここまでで占有率72.3%です。
逆に出題が少ない単元の順位は、
 ①「経路」(5.2%)
 ②「投影」「切断」(2単元同率で各6.9%)
これを踏まえて、2016年度の出題内容を見てみると、「平面図形」「軌跡」から出題されており、よく出ると分かっている2位、3位からの出題です。

★ピックアップその3 【経済】
グラフ

 経済は、「市場経済」「国民経済の流れ」「日本経済の発展」「国際経済の動向と国際協力」の4つの単元(カテゴリ)と「その他」があります。高卒程度公務員試験の直近3年間の問題総数36問に対する占有率の順位は、
 ①「国民経済の流れ」(55.6%)
 ②「市場経済」(19.4%)
 ③「国際経済の動向と国際協力」(13.9%)
 ④「その他」(8.3%)
 ⑤「日本経済の発展」(2.8%)
これを踏まえて、2016年度の出題内容を見てみると、「国民経済の流れ」「市場経済」から出題されており、よく出ると分かっている1位、2位からの出題です。

 このように2016年度の結果を見てもはっきり言えることは、過去の試験傾向を分析したうえで、狙いを定めた勉強をすることが、重要だと分かります。
 その他の科目についても、弊社では、過去の分野別出題占有率をデータとして保有し、通学講座のカリキュラム編成、講義シラバスに反映させています。

だから今年も的中問題が続出! ズバリ的中した問題はこれだ!!

 弊社のオリジナルテキストである「オープンセサミ基本書」や2016年度に弊社が実施した「全国公開模試」の問題と類似した問題が今年も本試験で多数出題されています。その中から、ほんの一例をご紹介させていただきます。
※地方初級公務員試験問題は聞き取り調査による再現のため、実際の問題とは異なる場合がございます。

地方公務員なら東京アカデミー!

 教養試験は出題範囲が非常に広いため、いかに出やすいポイントに絞って効率良く勉強を進めていけるかが、1次試験の合否に関わってきます。教養試験の最低合格ラインは6~7割程度と言われているため、出題される全ての科目を万遍なく勉強する必要はありません。教養試験では出題の半分が「一般知能」から出題され、高校までに学習する一般知識分野の中で最も多く出題されるのは、「政治・経済・社会」です。高校生にとって、学校生活と公務員試験対策との両立を図るうえで、出題比率が高い科目や出題頻度の高い分野を知ることは、大きなメリットがあります。是非、出題傾向を把握した上で学習することをお勧めください。
 東京アカデミーでは、今回特集した試験以外の本試験問題においても情報を収集・調査・分析しております。必要な情報がございましたら、お近くの東京アカデミーまでお問い合わせください。公務員試験を熟知した東京アカデミーが、地方公務員になりたい高校生の方が現役で合格できるよう全力でサポートさせていただきます。

 次回は「地方公務員なら東京アカデミー(ちほうこうむいんならとうきょうあかでみー)」の「みー」にちなんで『ミーティング企画。合格者座談会からの耳より情報』を掲載いたします。合格者たちが何を語ってくれるのか、ぜひご期待ください。